ファミコン探偵倶楽部U うしろに立つ少女 会話集 前編
フローチャート
【
序章
】 【
1章
】 【
2章
】 【
3章
】 【
4章
】 【
5章
】
3章
3章
けいさつしょです。
たくさんの ひとたちが
めまぐるしく はたらいています。
婦警:こんなところまで はいってきちゃだめよ。
婦警:なにか ごようなの?
呼ぶ
新一:あの、すみません。
婦警:なんですか? どういう ごようなの。
新一:うつぎたんていじむしょの
新一:くどうと もうしますが。
婦警:えっ? あなたが・・・
婦警:はい、うつぎさんから れんらくを
婦警:うけています。
婦警:かねだ げんじろうじけんの ことですね。
婦警:いま たんとうのものを よびますので
婦警:ちょっと まっててください。
けいじらしい おとこが あらわれました。
刑事:ほう、
刑事:きみが うつぎさんのじょしゅ って
刑事:ひとなのか。
刑事:はじめまして、そうさ1かの
刑事:まるやまと もうします。
新一:うつぎたんていじむしょの
新一:くどうと もうしますが。
聞く 金田の事
丸山:かねだ げんじろう さつじんじけんの
丸山:はなしをききたい そうだね。
丸山:できるはんいのことを はなしてあげよう。
聞く 源治郎
丸山:かねだ げんじろう というおとこは
丸山:15ねんまえの 2がつに
丸山:このまちへ ひっこしてきて
丸山:スナックをはじめたんだ。
丸山:そして そのとしの11がつ10かの
丸山:ごご 9じごろ じたくでころされたんだ。
聞く 死因
丸山:げんじろうの しいんは、
丸山:はもので めったづきに されたことによる
丸山:しゅっけつ たりょうだ。
丸山:はんこうの てぐちから みて、
丸山:とうじ、げんじろうにたいして
丸山:かなり ふかい うらみをもつものの
丸山:はんこうだと はんだんしたんだ。
聞く 源治郎
新一:かねだ げんじろうは
新一:ひとの うらみをかうようなことを
新一:なにか していたんですか。
丸山:げんじろうは おもてむきは
丸山:スナックのオーナーと いうことだけど、
丸山:これがまた なかなかの わる だったんだ。
丸山:おおくのひとに かねをかしては
丸山:ひどい りしを とりたてていたんだ。
丸山:おまけに げんじろうは・・・
丸山:サギし でもあったんだ。
丸山:これも おおくのひとが ひがいに
丸山:あっている。
聞く 源治郎
丸山:そうとう あくどいことを つづけていた
丸山:ようなんだが、わるぢえが
丸山:はたらくおとこで なかなか しっぽを
丸山:ださないんだ。
丸山:ひがいを うったえるこえが ひろがってきて
丸山:けいさつも やっと、ほんかくてきな
丸山:そうさに のりだそうとした やさきに・・・
丸山:ころされて しまったんだ。
新一:つまり かねだ げんじろうを
新一:うらんでいたひとは、
新一:そうとう いたわけですね。
丸山:そのとおり、
丸山:とても しぼりきれない かずだった。
丸山:おまけに・・・
丸山:きょうきさえ いまだに みつかっていない
丸山:ありさまなんだよ・・・
聞く 源治郎
丸山:げんじろうには、とうじ 16さいの
丸山:ごろうという ひとりむすこが いたんだ。
聞く スナック
丸山:とうじ、スナックは このまちの
丸山:ふりょう しょうねん、少女たちの
丸山:たまりば だったんだよ。
聞く 五郎の事
丸山:とうじから かなりのあそびにんで
丸山:いまでも ぶらぶらしているようだ。
丸山:スナックで ごろうとしりあった
丸山:少女たちの なんにんかは、
丸山:そのうち いえにまで あそびに
丸山:いくように なったんだ。
丸山:とくに うしみつこうこうの じょせいとが
丸山:おおかったようだ。
丸山:それというのも・・・
丸山:かねだのいえは うしみつこうこうの
丸山:わりとちかくに あったからなんだよ。
丸山:がっこうのかえりに たちよっていた
丸山:ようだね。
聞く 少女達
丸山:じけんのあったばん、
丸山:ごろうと あそびにいく やくそくをしていた
丸山:3にんの 少女が かねだのいえで
丸山:ごろうのかえりを まっていたそうだ。
丸山:ところが いつまでたっても ごろうが
丸山:かえらないので うち、ふたりは
丸山:さきに かえったんだが、
丸山:ひとりだけ もうすこし まってみるといって
丸山:いえにのこったんだ。
新一:それが、あさかわ しのぶ
新一:なんですね?
丸山:! そのとおりだ。
丸山:はんこうは あさかわ しのぶ
丸山:ひとりをのこし、ほかのふたりが
丸山:かえったちょくごに おこなわれたようだ。
聞く しのぶの事
丸山:かのじょは なんらかのかたちで
丸山:じけんに まきこまれたのだろう と、いう
丸山:なぞをのこしたまま、
丸山:ゆくえふめいに なってしまった。
聞く しのぶの事
丸山:かのじょのあしどりは じけんいらい
丸山:プッツリと とだえている。
丸山:しょうじきなところ あさかわ しのぶは
丸山:もう、しんでいるとおもうよ。
丸山:と、いうのも
丸山:かねだのいえから 10すうメートルはなれた
丸山:どうろに あさかわ しのぶとおなじ
丸山:ABがたの けつえきが みつかったんだ。
丸山:いままでのはなしは わかったかい?
丸山:いちど せいりしておいたほうが
丸山:いいんじゃないか?
考える
新一:かねだ げんじろうは、15ねんまえの
新一:11がつ10かの ごご 9じごろ
新一:はものによって さつがいされた。
新一:そして そのとき・・・
新一:げんじろうの いえには
新一:ごろうのかえりをまっていた
新一:あさかわ しのぶが いた・・・
新一:そこへ はんにんが やってきて
新一:げんじろうを はもので めったづきにした。
新一:ものおとにきづいた あさかわ しのぶが
新一:かけつけると そこには
新一:ちだらけでたおれている げんじろうと
新一:はんにんがいた・・・
新一:あさかわ しのぶは おもてへにげた。
新一:ところが かおをみられた はんにんは
新一:あさかわ しのぶを おった、
新一:そして、かのじょは はんにんに
新一:つかまり つれさられてしまった・・・
新一:そのとき あさかわは はんにんによって
新一:ケガを させられたか、あるいは・・・
丸山:ころされたかも しれんと いうことだ。
丸山:いまの きみのすいりは とうじのけいさつの
丸山:けんかいと まったくおなじだ。
丸山:いや、たいしたものだよ。
丸山:しかし、とうじわれわれは
丸山:あさかわ しのぶについて
丸山:もうひとつの かせつを たてていたんだよ。
聞く しのぶの事
新一:その、かせつとは いったい・・・
丸山:あさかわ しのぶ はんにんせつだ。
丸山:なにぶん、はんこうげんばから
丸山:じけんごすぐ すがたを けして
丸山:いるんだからね。
丸山:そのことを かんがえて
丸山:とうじ みせいねんだった あさかわの
丸山:なまえを ほうどうしないように
丸山:マスコミを しどうしたんだ。
丸山:がっこうからの ようせいもあって
丸山:ききこみにも かなり きをつかったものだ。
丸山:とうじにも きみのような ひとがいれば
丸山:われわれも たすかったんだがね・・・
丸山:だから ちょくせつのかんけいしゃ いがいは
丸山:じけんのことを はっきりしらないだろう。
丸山:もっとも いろんなうわさは
丸山:あっただろうけどね、しかし・・・
丸山:ぼくは やはり
丸山:はんにんは べつにいて あさかわ しのぶは
丸山:ころされていると おもうな。
新一:・・・・・・
聞く 五郎の事
丸山:すべてのはんこうが おこなわれたちょくご
丸山:かえってきた ごろうが、
丸山:すでに こときれていた げんじろうを
丸山:はっけんし、
丸山:けいさつに つうほうしてきたんだ。
聞く 五郎の事
丸山:はんこうの ちょくごに きたくした
丸山:かねだ ごろうは、
丸山:かえる とちゅうのみちで
丸山:いちだいの くるまと すれちがった
丸山:と、いっていたんだ。
新一:? くるま・・・
聞く 車の事
丸山:くろい じょうようしゃ だというだけで
丸山:しゃしゅも ナンバーも
丸山:みていなかったらしい。
丸山:むりもないだろう、
丸山:じけんをしったのは そのあとなんだからね。
丸山:しかし、はんこうに くるまがつかわれた
丸山:かのうせいは おおきいね、
丸山:げんばちかくに なぜか、
丸山:きゅうブレーキの あとが あったし、
丸山:あさかわ しのぶを つれさるためにも
丸山:くるまは ひつようだ。
新一:なるほど・・・
新一:ところで、ようぎしゃとみられた ひとが
新一:じさつしたいで みつかったと
新一:いうことですが・・・
丸山:ほう、よくしってるね。
丸山:そう、じけんのちょくごに・・・
丸山:うちだ てるひこ というおとこが
丸山:じさつしていたんだよ。
新一:うちだ てるひこ?
聞く 内田の事
丸山:うちだ てるひこは ちいさな まちこうばを
丸山:けいえいしていたんだが、
丸山:げんじろうによって そのこうじょうを
丸山:だましとられて しまったんだ。
聞く 内田の事
丸山:さんこうにんとして
丸山:じじょうをきこうと したところ、
丸山:うちだは はんこうの すうじつまえから
丸山:すがたを くらましていたため・・・
丸山:きゅうきょ、ゆくえを さがしたんだが
丸山:すうじつごに したいとなって
丸山:はっけんされたんだ。
聞く 内田の事
丸山:うちだには
丸山:どうきとみられる じじょうがある。
丸山:げんじろうを ころして じさつしたとも
丸山:かんがえられるのだが・・・
丸山:それを うらづける かくしょうはなにもない
丸山:ほかにも ようぎしゃは いたんだが、
丸山:アリバイが くずせなかったんだよ。
丸山:そして ことし、じこうをもくぜんに
丸山:ひかえて しまったんだ・・・
丸山:これが
丸山:かねだ げんじろう さつじんじけんの
丸山:だいたいの あらましだ。
考える
・・・あさかわ しのぶが まきこまれた
じけんのことは だいたいわかった。
そろそろ じむしょへひきあげて
すいりしてみよう。
丸山:どうしたんだい?
丸山:きゅうに かんがえこんだりして・・・
丸山:きみは、せんじつころされた
丸山:こじま ようこという 少女のちょうさを
丸山:しているんだったね。
丸山:それと いま はなしたじけんと
丸山:なにか かんけいが あるのかい?
新一:じつは こじま ようこは
新一:うしみつこうこうで うわさになっている、
新一:「うしろの少女」という
新一:ゆうれいを しらべていたらしいんです。
新一:そして その うわさのもとと なったのが
新一:あさかわ しのぶ かもしれないんです。
丸山:ゆうれい?
丸山:なかなか おもしろそうな はなしだね。
丸山:ぜひ きみのはなしを ききたいものだが・・
丸山:ざんねんながら あまりじかんが ないんだ。
丸山:また こんどにするよ。
場所移動 空木事務所
新一:ぼく、そろそろ しつれいします。
新一:どうも ありがとうございました。
うつぎ たんていじむしょです。
うつぎは でかけています。
推理する
あさかわ しのぶという 少女は
かねだじけんに まきこまれて いたようだ。
おそらく しのぶは ころされたのだ、
という うわさがもととなり、
「うしろの少女」のことが
ささやかれ はじめたのだろう。
じけんから15ねんたった いまも
かねだごろしの しんはんにん
そして、しのぶのゆくえは
なぞにつつまれたままだ。
ゆうりょく ようぎしゃとみられた
うちだ というおとこは じさつしてしまった。
やはり うちだが はんにんだったの
だろうか?
考える
・・・? まてよ、
ようこは 「うしろの少女」を
しらべているうちに・・・
かねだじけんに きづいたかもしれない!
そして、
ちょうさをすすめていった ようこが
かねだじけんの じゅうような てがかりを
みつけだし・・・
そのけっか、たどりついた
はんにんの しょうたいが、
うちだ いがいの
にんげんだったとすれば・・・・
! ようこは
そのはんにんによって・・・?!
考える or 推理する
ただし、この すいりを
うらづけるためには・・・
ようこが かねだじけんを
しっていたのか、たしかめるひつようが
あるわけだ・・・
場所移動 学校の前
うしみつこうこうです。
あたりには せいとがいます。
□
NEXT
□
【
HOMEへ戻る
】 【
TOPへ戻る
】