ファミコン探偵倶楽部U うしろに立つ少女 会話集 前編
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1章

  1. 1章


    くどう しんいちが うつぎのじょしゅとして
    かれのもとに みをよせてから
    すでに、すうかげつのつきひが
    すぎさった。
    そんなあるあさ、その うつぎじむしょに、
    おそろしいじけんの まくあけをつげる
    でんわのベルが なりひびいた!

    新一:せんせい けいさつから でんわです。
    新一:またなにか じけんのようですよ。

    空木:なに?
    空木:よし、とにかく いってみよう。


    うつぎと しんいちが かけつけた かわらには
    みしらぬ 少女のしたいが しずかに
    よこたわっていた。

    警官:うつぎたんていじむしょの
    警官:くどうくんだね、ごくろうさまです。

  2. 聞く 死体

    警官:けさ、かわぎしに うかんでいたところを
    警官:ここを とおりかかったひとが はっけんして
    警官:つうほうしてきて くれたんだよ。

  3. 聞く 死因

    警官:われわれも さっき かけつけたばかりで
    警官:じつは みもとも まだ わかってないんだ。
    警官:かんしきの じゅんびが ととのいしだい
    警官:しらべるよ。

  4. 聞く 死亡時間

    警官:まだなにも わかっていないんだ。
    警官:かいぼうしてみなきゃ
    警官:だんていはできないよ。
    警官:あめで ぞうすいした かわに
    警官:あやまって おちたんじゃないかな?
    警官:ぼくは じこだと おもうよ、
    警官:たんなる ちょっかんだがね。

  5. 考える

    はたしてただの じこしなのだろうか・・・
    したいをしらべれば はっきりするだろう。

  6. 見る・調べる 死体

    新一:したいを しらべさせてください。

    警官:いや、いくら きみがたんていでも
    警官:それはだめだとおもうな、すまないね。
    警官:でも、
    警官:したいの はっけんばしょ くらいなら
    警官:しらべても かまわないよ。

  7. 見る・調べる 発見場所

    かのじょのしたいは ここにうかんでいた。
    ゴミが たくさんたまっている。
    なにかてがかりが あるんじゃないかな・・・

  8. 見る・調べる 発見場所

    しんいちは もういちど はっけんばしょを
    のぞいた。
    すると、ゴミのいちぶがながれ、
    てちょうの ようなものがみえた。

  9. 取る 手帳

    しんいちは てちょうを ひろいあげました。
    こうこうの せいとてちょうの ようです。

  10. 見る・調べる 手帳

    新一:・・・うしみつこうこう、1ねんAクラス
    新一:こじま ようこ とかかれている。
    新一:そしてしゃしんは・・・
    新一:たしかに この、女のコだ!
    新一:かのじょの せいとてちょうがありましたよ。

    警官:ん?ほんとうだ! おてがらだね。
    警官:かんしきに わたしてくるよ。

    鑑識:くどうくんというのは きみだね?
    鑑識:これから したいを しらべるのだが・・・
    鑑識:それを きみに
    鑑識:やってもらうことに なったよ、
    鑑識:うつぎさんに たのまれたんだ。
    鑑識:あいかわらず ごういんなひとだね ははは。

  11. 見る・調べる 死体

    鑑識:じゃあ したいのちかくへ いってみよう、
    鑑識:おてなみはいけんと いこうか。


    少女の したいだ。
    いま きたばかりのけいさつは
    まだなにも しらべていないそうだ。

  12. 見る・調べる どこ?

    ぬれた かみのけが くびに からんでいる。

  13. 取る なに?

  14. 見る・調べる どこ?

    新一:くびには なにも・・・
    新一:ん?・・・・・・!
    新一:これは!

    鑑識:どうかしたのか!

    新一:くびを しめられたような あとがあります!
    新一:もしや、この少女は・・・・・・
    新一:ころされたのでは?!

    鑑識:なに!・・・ ほんとうだ、
    鑑識:たしかに こうさつの あとのようだ、
    鑑識:これは さつじんじけん だったのか!

    そのとき、
    にわかにあわただしく なったげんばに
    ききおぼえのない 少女のこえが
    ひびきわたった!


    女のコ:ようこ!
    女のコ:ようこが どうして・・・ こんなことに!

    みしらぬ少女と ひとりのおとこが
    かわらにかけつけてきた。

  15. 聞く 名前

    女のコ:ようこ・・・
    女のコ:なにかいって! おねがい・・・!

    とりみだしてしまって それどころでは
    なさそうだ。

  16. 聞く 洋子の事

    女のコ:ようこがなぜ・・・
    女のコ:うそ! しんじられない・・・
    女のコ:ううっ!

    男:ま、まってください。
    男:おはなしは わたくしが うかがいます。

  17. 聞く 名前

    男:わ、わたくしは
    男:こじま ようこの たんにんで
    男:ひびの ともうします。

  18. 聞く 洋子の事

    日比野:な、なぜ こんなことに なったんだ・・・
    日比野:し、しかも こんなばしょで・・・!

    新一:ようこさんは なにものかに
    新一:ころされたようです・・・

    日比野:!・・・・・・

  19. 考える

    ふたりから はなしをきくのは むりかな・・・
    そうとうな ショックのようだ。
    それに・・・
    いっけん おちついているようだが
    どちらかといえば ひびのせんせいのほうが
    どうようしているように みえる。
    かおが まっさおだ。
    はなしをきける じょうたいじゃ
    なさそうだ。
    ・・・?
    うつぎせんせいが よんでいる、
    じむしょへ もどるようだな。
    ひとまず ひきあげよう。


    うつぎ たんていじむしょです。

    新一:やはり さつじんじけんでしたね。

    空木:うん、べつのばしょで ころされたあと
    空木:かわへ なげこまれたらしいね。
    空木:はんこうじかんは ゆうべの
    空木:9じから 10じの あいだらしい。
    空木:きみは、がっこうでの ちょうさに
    空木:うってつけの にんげんだから、
    空木:けいさつも たよりにしているらしいよ。

  20. 考える or 推理する

    まだ、なにもわかっていない・・・
    あの 女のコや ひびのという
    せんせいに はなしがきければ・・・

  21. 呼ぶ 少女 or 日比野

    空木:せんせいと あの 女のコは
    空木:ごごから がっこうへもどったよ。
    空木:かのじょには ここへくるように
    空木:いっといたから・・・

    女のコ:おじゃまします・・・

    空木:ほら、うわさをすれば・・・
    空木:かのじょが きたようだ。

    女のコ:あの・・・ けさは とりみだしちゃって
    女のコ:すみませんでした。

  22. 聞く 名前

    女のコ:わたし、たちばな あゆみといいます。
    女のコ:ようこは わたしの しんゆうでした。

  23. 聞く アリバイ

    新一:ゆうべの9じごろは なにをしていました?

    あゆみ:! わたしを うたがっているんですか?
    あゆみ:そんな・・・ ひどい・・・!

  24. 聞く 洋子の事

    あゆみ:かのじょ、ころされた そうですね・・・
    あゆみ:いったい だれがようこを・・・!

  25. 聞く 洋子の事

    新一:ようこさんが ころされたことに、
    新一:なにか こころあたりは ありませんか。

    あゆみ:わかりません・・・
    あゆみ:かのじょに ひとの うらみをかうような
    あゆみ:じじょうがあったとも おもえない。
    あゆみ:ただ・・・
    あゆみ:ひとつ きになることが、あるんです。

    新一:?!・・・・・・

  26. 聞く 洋子の事

    あゆみ:じつは わたしと ようこで
    あゆみ:たんていクラブ っていう
    あゆみ:サークルを つくってたんです。

    新一:たんていクラブ?

  27. 聞く 探偵クラブ

    あゆみ:テーマをきめて ちょうさした けっかを
    あゆみ:ほうこく しあうんです。
    あゆみ:ようこは また、
    あゆみ:なにかを しらべていました。
    あゆみ:それが、かのじょが ころされたことに
    あゆみ:かんけいあるかも・・・ しれません。

    新一:!・・・・・・

  28. 聞く 洋子の事

    新一:ようこさんが なにを しらべていたのかは
    新一:しらないんですか?

    あゆみ:ええ、でも なにかを いっしょうけんめい
    あゆみ:しらべていたことは まちがいありません。
    あゆみ:そのころからなんです・・・
    あゆみ:ようこの ようすが かわったって
    あゆみ:きづいたのは・・・

    新一:?・・・・・・

  29. 聞く 洋子の事 or 気づいた事

    新一:どんなふう だったんです?

    あゆみ:いつもなにか かんがえているような・・・
    あゆみ:そして、ときどき
    あゆみ:べつじんのような ひょうじょうを
    あゆみ:みせるように なったんです。

  30. 考える or 推理する

    新一:・・・・・・

    空木:しんいちくん
    空木:いちど ようこさんの いえに
    空木:いってみてはどうだ?

  31. 場所移動 洋子の家

    あゆみ:わたしが あんないします。


    ひがいしゃ こじま ようこの いえです。

    新一:たんていの くどう しんいちといいます。

    母親:ようこの ははでございます・・・

  32. 聞く アリバイ

    しんいち:ゆうべの9じごろは なにをしていました?

    母親:いえで ようこのかえりを まっていました。

  33. 聞く 洋子の事

    母親:・・・ゆうべ、よなかになっても
    母親:あのこが かえらないので けいさつに
    母親:とどけたのですが・・・
    母親:こんなことに、なるなんて・・・

  34. 聞く 洋子の事

    新一:ようこさんが ころされたことに、
    新一:なにか こころあたりは ありませんか。

    母親:・・・・・・

  35. 聞く 洋子の事

    新一:ようこさんが だれかから うらまれていた
    新一:と、いうことは かんがえられませんか?

    母親:あのこにかぎって そんなことは
    母親:かんがえられません。

  36. 聞く 気づいた事

    新一:さいきんの ようこさんのようすで
    新一:なにか きづいたことは
    新一:ありませんでしたか?

    母親:そうですね・・・
    母親:いっしゅうかんほどまえから
    母親:あのこ、よく であるくように
    母親:なりました。
    母親:よるおそく かえってきたあと、
    母親:じぶんのへやで なにかをしていたようです。
    母親:げんきも なかったので
    母親:しんぱいしていた やさきでした・・・

  37. 聞く 洋子の事 or 気づいた事

    新一:いっしゅうかんまえ
    新一:なにか あったんですか?

    母親:いえ、
    母親:とりたてて なにもなかったと
    母親:おもいますが・・・
    母親:? そういえば・・・
    母親:あるあさ あのこ、おきてくるなり
    母親:こんなことを いったんです・・・

    ははおやの はなしによれば、
    ようこは こんなことを いったようだ・・・

    ・・・おかあさん。
    わたし、へんなゆめ みちゃった・・・
    ゆめのなかで わたし、がっこうのろうかを
    ひとりで あるいていたの。
    すると、うしろから わたしをよぶ
    女のコの こえがしたの・・・
    ふりかえると そこに、
    ちまみれの少女が たっていて、
    わたしに こういうの・・・
    「・・・たすけて・・・ここからだして・・・」
    そういって きえちゃったの。
    なんか、かなしそうだったわ。
    そうおもったら めがさめたの。
    わたし、ふしぎと こわいとか
    かんじなかった。
    しっているひとのようにも おもったの。

    新一:? どうしたの あゆみちゃん。

    あゆみ:その ゆめのはなしに
    あゆみ:こころあたりがあるの!
    あゆみ:いっしょに がっこうへ きてちょうだい!

    新一:? わかった、いってみよう。
    新一:おかあさん どうもおじゃましました。


    あゆみの かよう うしみつこうこうです。
    こうがいにたつ しずかな がっこうです。
    こじま ようこも ここのせいとでした。

  38. 聞く

    新一:こころあたりって なに?

    あゆみ:うん、ようこが ゆめでみたっていう
    あゆみ:その ちぞめの少女の はなしが、
    あゆみ:この がっこうに でるっていう
    あゆみ:ゆうれいのうわさと とってもにているの!

    新一:ゆうれい?!

  39. 聞く 噂

    あゆみ:このがっこうで、ふるくから
    あゆみ:うわさされつづけている はなしで
    あゆみ:だれでもしってるわ。

  40. 聞く 洋子の事 or 気づいた事

    あゆみ:ゆうれいの ゆめをみた ようこが
    あゆみ:きゅうに しんじゃったなんて、
    あゆみ:・・・こわいわ。

  41. 聞く 気づいた事

    あゆみ:・・・・・・!
    あゆみ:そういえば、
    あゆみ:ようこ、その ゆうれいのことを
    あゆみ:はなしてた!
    あゆみ:そう、たしか・・・
    あゆみ:いっしゅうかんほど まえに!

  42. 聞く 洋子の事

    あゆみ:! もしかしたら
    あゆみ:ようこが しらべていたのは
    あゆみ:この、ゆうれいの うわさだったんじゃ
    あゆみ:ないかしら?!
    あゆみ:わたし、みんなにきいてくる!

    あゆみは いってしまった・・・

  43. 見る・調べる 辺り

    せいとが ふたり とおりかかりました。

  44. 呼ぶ 生徒達 or 聞く

    新一:ちょっとすみません。

    生徒A:えっ、あんただーれ?

    生徒B:うちの せいとじゃ ないわね。

    新一:たんていの くどう しんいちといいます。

    生徒A:たんていだって・・・

    生徒B:テレビの みすぎじゃないの?

    しんじていない ようだ・・・

  45. 聞く

    新一:ちょっと おききしたいのですが・・・

    生徒A:わあー ほんものみたい!

    新一:ほんものだ っつーの!

  46. 聞く 噂

    生徒B:・・・ゆうべ ころされたっていう
    生徒B:女のコの ことでしょ・・・

    生徒A:わたしたち 2ねんせいだから
    生徒A:しりあいじゃ ないけど・・・
    生徒A:がっこうじゅう そのはなしで もちきりよ。

  47. 聞く 噂

    新一:このがっこうの ゆうれいのうわさを
    新一:ききたいんだけど。

    生徒A:! それって もしかして・・・

    生徒B:うしろの少女の ことかしら?
    生徒B:ちぞめの少女が うしろに たってる
    生徒B:っていう・・・

    新一:! その 少女のゆうれいは
    新一:うしろの少女 って いうんだね?

  48. 聞く うしろの少女

    生徒A:とーっても きみのわるい はなしなの。

    生徒B:じっさいにみた ってひともいたみたい。

  49. 聞く うしろの少女

    新一:どういう はなしなの?

    生徒A:・・・じゃあ はなしてあげるね。

    ひとりで きょうしつにいると、
    うしろから だれかのよぶこえがする・・・
    ふりかえるとそこに、
    ちぞめの少女が たっている

    生徒B:こんなのも あるよ。

    ひとりで ろうかをあるいていると、
    うしろから だれかのよぶこえがする・・・
    ふりかえるとだれもいない・・・
    きのせいだとおもって もとどおり、
    まえをむくと・・・
    じぶんの めのまえに、
    ちぞめの少女が たっている・・・

  50. 聞く 気づいた事

    生徒B:こういう がっこうにまつわる
    生徒B:かいだんばなしって、たいていなにか
    生徒B:もととなる じけんがあるのよね。

    生徒A:じさつしたせいとが いたとかね・・・
    生徒A:ありがちだけど。

  51. 聞く 学校の事

    生徒B:わたしたちじゃ わかんないよ、
    生徒B:むかし がっこうで なにがあったかなんて。

    新一:だれか くわしいひと しらない?

    生徒A:がっこうのことを
    生徒A:よくしっている ひとがいるとすれば・・・

    生徒B:こまだせんせいじゃ ないかしら?

    新一:こまだせんせい?

  52. 聞く 駒田の事

    生徒A:びじゅつの せんせいよ。
    生徒A:ふるいはなしなら たいていしってるわよ。
    生徒A:あなた・・・
    生徒A:うしろの少女のことなんか きいて
    生徒A:どうするの?

    生徒B:・・・!
    生徒B:そういえば こんなはなしもあったわ。
    生徒B:うしろの少女のことを・・・
    生徒B:ひとに はなしちゃ いけないって!
    生徒B:わたし こわくなって きちゃった!
    生徒B:じゃあね、さよなら!

    生徒A:あーん、まってよ!

    せいとたちは かえってしまった。
    とにかく こまだというせんせいに
    あってみよう。

  53. 場所移動 美術室

    びじゅつしつです。

    新一:たんていの くどう しんいちといいます。

    駒田:わしが こまだぢゃ、よろしく。

    新一:じけんのことは ごぞんじですね?

    駒田:・・・ けさ きいた。
    駒田:かわいそうにのう・・・

  54. 聞く うしろの少女

    駒田:? せいとでもないのに よくしっとるのう。
    駒田:ふるくから うわさされとる はなしぢゃ。
    駒田:がっこうに かいだんばなしは つきもの、
    駒田:わすれられた はなしは いくつもある。
    駒田:しかし、
    駒田:うしろの少女の うわさだけは べつぢゃ。
    駒田:いまでも あらわれる、というのが
    駒田:もっぱらのうわさぢゃよ。

  55. 聞く うしろの少女

    駒田:うわさされ はじめたのは 15ねんほど
    駒田:まえからぢゃ。

  56. 聞く 学校の事

    新一:15ねんまえ がっこうで
    新一:なにか じけんは ありませんでしたか?

    駒田:そうぢゃのう・・・・・・
    駒田:! そうそう ひとつ おもいだしたぞ。
    駒田:15ねんまえの 11がつごろ
    駒田:ぢょせいとが ゆくえふめいに
    駒田:なったんぢゃ。

    新一:!・・・・・・

  57. 聞く 行方不明

    新一:そのせいとは どうなったんです?

    駒田:いまだ みつかっとらん。
    駒田:いきているとは おもえんのう・・・

  58. 聞く 行方不明

    新一:うしろの少女の うわさは
    新一:じょせいとの しっそうと
    新一:かんけい あるんじゃ ないでしょうか?

    駒田:かもしれん。
    駒田:ぢょせいとの しっそうと、
    駒田:うしろの少女の うわさを きくようになった
    駒田:じきが、ほとんど おなじぢゃし・・・

  59. 聞く 気づいた事

    駒田:そういえば うしろの少女のことを
    駒田:ききにきた ぢょせいとが いたのう・・・
    駒田:ん? ころされた せいとは
    駒田:なんという なまえぢゃった?

    新一:1−Aの こじま ようこですが・・・

    駒田:! そのコかも しれんぞ、
    駒田:わしに はなしを ききにきたのは!

    新一:!・・・・・・

  60. 聞く 洋子の事

    新一:ようこさんが うしろの少女のはなしを
    新一:ききに ここへ きたんですね!

    駒田:・・・ねんをおされると じしんが
    駒田:なくなってくるのぢゃが・・・

    新一:・・・・・・
    新一:ん、こんなじかんか。
    新一:ひとまず ひきあげようかな・・・

  61. 場所移動 空木事務所

    新一:あすも、おじゃまして いいですか?

    駒田:もちろんぢゃ、きょうりょくするぞ。


    空木:おかえり しんいちくん。
    空木:どうだ? ちょうさのほうは。

  62. 推理する

    こじま ようこは
    「うしろの少女」という
    ゆうれいのうわさを しらべていた
    かもしれない・・・
    その うわさが かたられ はじめたころ、
    ある じょせいとが しっそうしたようだ・・・
    それが ようこのじけんと
    つながるのだろうか・・・?
    「うしろの少女」のうわさと
    ようこのじけんは、なにかかんけいが
    あるのだろうか・・・?

    空木:しんいちくん、
    空木:じつは ぼくのことなんだが、
    空木:しりあいのけいじから
    空木:11がつに じこうになってしまう
    空木:ある、さつじんじけんのちょうさを
    空木:たのまれて しまったんだ。

    新一:?・・・・・・

    空木:だから、こじま ようこのじけんは
    空木:ほとんど きみひとりの ちょうさに
    空木:なりそうだ。

    新一:!・・・・・・

    空木:こころぼそいだろうが がんばってほしい。
    空木:ほくはまた、いまから けいさつしょに
    空木:いってくる。
    空木:じゃ たのんだよ。

    新一:・・・・・・

  63. 考える

    こまったことに なってしまった。
    これから どういうふうに
    ちょうさを しようか・・・
    とりあえず、ようこの あしどりと、
    「うしろの少女」のことを
    くわしく しらべてみよう。
    ・・・とはいうものの、
    せんせいが いっしょじゃないのは
    すごく ふあん・・・

  64. 呼ぶ 空木

    新一:せんせー もどってきて くださいよー

    おや? ほんとうに もどってきた。

    空木:きみに これを わたすのを
    空木:わすれていたよ。

  65. 取る

    新一:? ようこの せいとてちょうだ・・・

    空木:けいさつから あずかってきたんだ。
    空木:あゆみってコに わたしてあげたら
    空木:どうだい?
    空木:じゃ たのんだよ。

    新一:けっきょく いってしまった・・・
    新一:きょうはもう ねよう。

  66. 場所移動 美術室

    びじゅつしつです。

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