- 9章
- 場所移動 綾城家
善蔵:おかえりなさいませ はまさま。
善蔵:なにか わかりましたか?
- 聞く 神田の事
善蔵:さきほど かんださまから おでんわが
善蔵:ありまして、 ユリさまの おこさまが
善蔵:みつかったとのことです!
善蔵:やはり キクさまから
善蔵:ユリさまを さがしてほしいと
善蔵:たのまれて・・・
マイク:ぜんぞうさん、
マイク:このじけんの はんにんは・・・
マイク:どうやら かんだのようです。
善蔵:ええっ! そんな・・・ ばかな・・・
- 聞く 神田の事
善蔵:ユリさまについては キクさまから
善蔵:いろいろ きいておられたでしょう。
善蔵:こうけいしゃの しるしが どのような
善蔵:ものかも ごぞんじだったかも・・・しかし
善蔵:・・・・・・
- 呼ぶ 茜
茜:ごめいわくを おかけしました。
茜:せめてもの つみほろぼしに
茜:このあやしろけに おつかえするつもりです。
- 聞く タバコ入れ
茜:もってきました。
茜:これが その タバコいれです。
- 取る タバコ入れ
タバコいれの ひきだしがとれました。
- 取る タバコ入れ
がちゃん!
ひきだしの はずれた タバコいれを
とろうとしたら てがすべって
おとしてしまった!
と、 そのひょうしに なかから 1まいの
かみきれが でてきた。
マイク:?!・・・・・・
- 調べる 紙切れ
マイク:・・・ うま すすみ、
マイク:うさぎ すすみて、 とり ひらく、
マイク:まんじのなかの しるし のぞまん。
マイク:?!・・・・・・
- 聞く タバコ入れ
茜:ぜんぞうさんは タバコいれを みると
茜:おおだんなさまや むかしのことを
茜:おもいだすそうです。
- 呼ぶ 善蔵
善蔵:はい、 ごようでしょうか。
- 聞く タバコ入れ
善蔵:あかねが もうしますように
善蔵:このタバコいれを みていると むかしの
善蔵:ことが めに・・・・・・ あ!
マイク:?!・・・・・・
善蔵:じ、 じつは だんなさまのせいで
善蔵:じさつしてしまった かぞくのことを
善蔵:おもいだしたんです。 そのかぞくは・・・
善蔵:かんだという みょうじ でした!
善蔵:そのいえには たしか・・・ このことで
善蔵:りょうしんをうしなった・・・
善蔵:むすこが ひとり いたはずです!!
マイク:?!・・・・・・
- 場所移動 神田事務所
かんだ べんごしじむしょ です。
秘書:あら? あなたは いつかの・・・
秘書:はあ? せんせいが さつじんはん?
秘書:あなた なに いってるの!
マイク:ところが・・・ かんだという
マイク:べんごしには どうきとなる じじょうも
マイク:あるんです。
秘書:へんなこと いわないでよ!
秘書:いっときますけど かんだ というなまえの
秘書:べんごしなんて いくらでもいるのよ!
マイク:たしかに そうですが・・・
- 思い出す
マイク:かのじょのいうとおり
マイク:ひとちがいとも かんがえられる。
マイク:もっとくわしく その じさつした かんだ
マイク:という ふうふのことを しらべなきゃ・・・
マイク:しっているとすれば・・・
マイク:げんしんさんだ!
マイク:きっとなにか しっているはずだ・・・
- 場所移動 神楽寺
玄信:キクさんの いたいは、 まだ
玄信:みつからん。 あんたのてで
玄信:はやく はんにんを つかまえてくれ。
玄信:なんという ばちあたりな ことを・・・
マイク:・・・げんしんさん。
マイク:かんだ という なまえに ききおぼえが
マイク:ありますね?
玄信:!・・・・・・
マイク:いちれんのじけんは すべて
マイク:そのおとこの しわざのようです。
マイク:はなして いただけますね。
玄信:・・・・・・
- 聞く 神田の事
玄信:そうか・・・
玄信:あのおとこの しわざじゃったか・・・
玄信:あんたの おもっとるとおりじゃ。
玄信:キクさんの だんなに りょうしんを
玄信:じさつにおいやられた おとここそ
玄信:あやしろしょうじの こもんべんごし・・・
玄信:かんだという おとこに まちがいない。
玄信:キクさんは かんだのことを すべて
玄信:しっておったんじゃよ。 それでも あえて
玄信:かんだを こもんべんごしに
玄信:きめたんじゃ。
玄信:せめてもの つみほろぼしの つもりでな。
玄信:キクさんは こういうとった。
玄信:かんだを こもんべんごしに することが
玄信:ただしいか どうかは わからん・・・
玄信:しかし そのけっかが どうあろうが
玄信:それは じぶんの いしであり・・・
玄信:あやしろけの さだめじゃとな・・・
玄信:かんだは よくはたらいたそうじゃ。
玄信:キクさんも まんぞくしておった。
玄信:まさか かんだが こんなおそろしいことを
玄信:かんがえておったとは・・・
玄信:ゆめにも おもわんかったじゃろう・・・
玄信:ユリも かんだおやこの ことは
玄信:しっておったじゃろう。
玄信:そんなこともあって ユリは やしきをでる
玄信:かくごを きめたのかもしれん。
玄信:ユリは かねてから あやしろけの
玄信:しょうばいの やりかたに
玄信:たえられんかった ようじゃからな。
玄信:じゃがのう・・・
玄信:くうか くわれるか、 きびしい
玄信:しょうばいの せかいのはなし、
玄信:あやしろけだけを せめることなど
玄信:だれにもできんことじゃ・・・
- 場所移動 神田事務所
玄信;:はまとやら!
玄信:かんだに もくてきを はたさせてはならん。
玄信:このままでは やつは すくわれん!
マイク:まかせてください!
玄信:くれぐれも たのみましたぞ。
かんだ べんごしじむしょ です。
秘書:また あなたですか!
秘書:いいかげんに してください!
秘書:どうせ ひとちがいよ!
マイク:・・・・・・
- 聞く ファイル
マイク:かんだせんせいが みておられたという
マイク:ファイルを みせて いただけませんか?
秘書:これは だれにでも みせていいような
秘書:ものじゃないんですっ!
- 聞く ファイル
マイク:そんなこと いわないで・・・ ね?
秘書:だめです!
- 聞く ファイル
マイク:そこを なんとか・・・
秘書:だめだったら だめ!!
- 聞く ファイル
マイク:かたいこと いわないで。
マイク:ねえったらねえ・・・
秘書:ふん!・・・
- 見せる 優しさ
マイク:ぼくだって あなたのような かわいい
マイク:ひとを こまらせたくは ないんだ。
秘書:かわいいだなんて・・・ うれしいわ。
秘書:ちょっとだけ みせちゃおうかしら!
秘書:なんて いうわけないでしょ!
秘書:おかえりください!
- 聞く ファイル
マイク:これだけ いってるのに・・・ けち!
秘書:なんですってー! いいかげんにしないと
秘書:けいさつを よぶわよ!
マイク:よべるもんなら よんでみろ!
秘書:いったわねー! まってらっしゃい
秘書:ほんとうに よんでやるから!
秘書:もしもし けいさつですか!
秘書:いま へんなひとが きてるんです!
秘書:ええ、 そうなんです そのひとです。
秘書:もう しつこくって・・・ はい?
秘書:はあ?・・・ わかりました。
秘書:そうします。 どうも・・・
秘書:けいさつが あなたには ぜんめんてきに
秘書:きょうりょくしろですって!
秘書:どうぞ! あなたが みたがっていた
秘書:ファイルよ! ぷんぷん!
- 調べる ファイル
マイク:やっぱり・・・ くまだせんせいが
マイク:いっていた ほけんきん さつじんじけんの
マイク:ファイルだ。
マイク:さつがいほうほうなどが かかれている。
マイク:もはや まちがいないな・・・
マイク:! そうだ かんだは ユリのこどもを
マイク:ここへ つれてきていたかも!
マイク:きいてみよう。 あのー すみません・・・
秘書:はい。 なにか ごようですか!
マイク:かんだせんせいは 17、8さいぐらいの
マイク:しょうねんを ここに つれてきたことは
マイク:ありませんでしたか?
秘書:ときどき あなたくらいの しょうねんを
秘書:つれてこられましたよ。
秘書:とっても れいぎただしくて・・・
秘書:だれかさんとは ずいぶん ちがうわね!
マイク:?!・・・・・・
- 場所移動 崖の上
ここに たっていると あのよるのことが
ありありと よみがえってくる・・・
あの さっきにみちた アキラのかおが。
- 天地の部屋と、崖の上を何度も行き来する。(適当なコマンドを入力しながら)
- 場所移動 崖の上
マイク:あっ、 もう ひがおちてきた。
マイク:きょうは もう かえろうかな。
- 思い出す
マイク:たしかに ぼくは このがけで アキラに
マイク:おそわれたんだ。 だが・・・
マイク:なぜ アキラは ぼくを うみのほうへ
マイク:おとさなかったんだろう?
マイク:あれだけ さついを みなぎらせて ぼくを
マイク:おそった あいてが・・・
マイク:どんどん ひが おちてゆく・・・
- 調べる どこ?
マイク:おや? ボタンが おちている。
マイク:くさの あいだに おちてたから
マイク:まえに しらべたときは
マイク:きづかなかったんだ・・・
- 取る ボタン
マイク:いちおう もっておこう。
- 場所移動 天地の部屋
あまちの マンション です。
マイク:あっ、
マイク:あまちさんは いないんだ。
マイク:はなしを ききたかったのに・・・
マイク:おやっ? みしらぬおとこが
マイク:はなしかけてきた。
店員:おたく、
店員:あまちさんの おしりあいですか?
- 聞く 天地の事
店員:あまちさんから せんたくものを
店員:たのまれたんですが おくれちゃって・・・
店員:やっと おもちしたんですが
店員:おるすなんですよ。
- 聞く 自分の事
マイク:それ、 たぶん ぼくのものだと
マイク:おもいますが。
店員:えっ、 ああ この ふくですか?
店員:たしかに あまちさんから あずかりました。
店員:じゃあ うけとってくださいよ。
マイク:いいですよ。 もらっておきます。
- 聞く 気づいた事
店員:いやー たすかりました。
店員:ところで あなた・・・
店員:うみにでも おっこちたんですか?
店員:そのふく かいすいで ずぼぬれでしたよ。
マイク:?!・・・・・・
店員:じゃあ、 それ おねがいしますね。
クリーニングやは いってしまった。
マイク:ふくが かいすいで ずぶぬれ・・・!
マイク:じゃあ ぼくは・・・
マイク:いったい どうなってるんだ!
- 場所移動 空木事務所
あゆみ:えっ! やっぱり うみへ おとされていた
あゆみ:らしいっていうの?!
マイク:じつは あまちさんの へやのまえで
マイク:ぼくのものらしい ふくを もった
マイク:クリーニングやに であったんだ。
マイク:おどろいたことに
マイク:あまちさんから あずかった そのふくは
マイク:かいすいで ずぼぬれだったらしいんだ。
マイク:でも ぼくは くさむらに
マイク:たおれていた??
あゆみ:たぶん うみにおちていた あなたを
あゆみ:だれかが たすけて くさむらまで
あゆみ:はこんだのね。
あゆみ:そのりゆうは わからないけど・・・
マイク:?!・・・・・・
あゆみ:そして たおれていた あなたを
あゆみ:あまちさんが はっけんした・・・
あゆみ:ところで まいく くん
あゆみ:じけんのほうは どうなの?
- 推理する
マイク:りょうしんの うらみを はらすとともに
マイク:あやしろしょうじの のっとりを
マイク:けいかくした かんだは・・・
マイク:あやしろしょうじの ないじょうを
マイク:しりつくしている。
マイク:そして ついに ユリのむすこを
マイク:みつけたようだ。
マイク:あやしろしょうじにおいて ぜつだいな
マイク:はつげんりょくを もつ そのじんぶつを
マイク:だきこんでしまえば・・・
マイク:もう あやしろしょうじは かんだの
マイク:おもいどおりだ。
あゆみ:でも、 ユリさんの むすこって
あゆみ:わたしたちと おなじとし くらいよね。
あゆみ:なにも わからないうちは かんだの
あゆみ:いうとおりに するでしょうけど・・・
あゆみ:そのうち おもいどおりには
あゆみ:ならなくなるんじゃ ないかしら?
あゆみ:みもとは はっきりしないし、
あゆみ:こうけいしゃの しるしさえあれば・・・
マイク:! ほんものの こうけいしゃは
マイク:ひつようない!! そのこをころして
マイク:じぶんの おもいどうりになるような・・・
マイク:かえだまを よういしたのかもしれない!
マイク:そう いいたいんだね!
あゆみ:うん!
マイク:じゃあ、
マイク:かんだが じむしょへ つれてきていたと
マイク:いうのは・・・ユリの・・・
マイク:ほんとうの こどもじゃないのか!
- 見せる シャツ
マイク:ところで これかなあ、
マイク:ぼくの シャツ って・・・
あゆみ:これよこれ! あなたが いつも
あゆみ:きていたのは。
あゆみ:あら?・・・ ボタンが ひとつ とれてる。
- 見せる ボタン
マイク:えっ、 これが そうかな?
あゆみ:おなじボタンだわ。 まってて、
あゆみ:いま つけてあげる。
あゆみ:はい、
あゆみ:できたわよ。 ねえ、 きがえれば?
マイク:そうしようかな・・・
あゆみ:きゃっ! なにも ここで きがえなくても
あゆみ:いいでしょ!
マイク:あっ ごめんごめん。
あゆみ:・・・・・・あら? まいく くんって
あゆみ:そんなところに やけどのあとが
あゆみ:あったのね。
あゆみ:いままで きづかなかったわ。
マイク:えっ! やけどのあとだって!
マイク:ど、どこに あるんだ!
あゆみ:そのままじゃ みえないわ。
マイク:かがみに うつしてみよう!
マイク:こ、 こんなところに やけどのあとが!
マイク:これは きのうやきょう できたもの
マイク:じゃない!
マイク:そういえば まえから あったような・・・
- 思い出す
マイク:なにか おもいだせそうだ!
マイク:でも・・・! ま、 まさかそんな!
マイク:ああっ! あたまが・・・ あたまが
マイク:われそうだ! もしや ぼくは!!
あゆみ:どうしちゃったの! まいく くん!
マイク:そ、 そうだ もういちど・・・
マイク:もういちど もとこさんに
マイク:あってみよう!!
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