ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 会話集 後編
会話集
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9章

  1. 9章


  2. 場所移動 綾城家

    善蔵:おかえりなさいませ はまさま。
    善蔵:なにか わかりましたか?

  3. 聞く 神田の事

    善蔵:さきほど かんださまから おでんわが
    善蔵:ありまして、 ユリさまの おこさまが
    善蔵:みつかったとのことです!
    善蔵:やはり キクさまから
    善蔵:ユリさまを さがしてほしいと
    善蔵:たのまれて・・・

    マイク:ぜんぞうさん、
    マイク:このじけんの はんにんは・・・
    マイク:どうやら かんだのようです。

    善蔵:ええっ! そんな・・・ ばかな・・・

  4. 聞く 神田の事

    善蔵:ユリさまについては キクさまから
    善蔵:いろいろ きいておられたでしょう。
    善蔵:こうけいしゃの しるしが どのような
    善蔵:ものかも ごぞんじだったかも・・・しかし
    善蔵:・・・・・・

  5. 呼ぶ 茜

    茜:ごめいわくを おかけしました。
    茜:せめてもの つみほろぼしに
    茜:このあやしろけに おつかえするつもりです。

  6. 聞く タバコ入れ

    茜:もってきました。
    茜:これが その タバコいれです。

  7. 取る タバコ入れ

    タバコいれの ひきだしがとれました。

  8. 取る タバコ入れ

    がちゃん!
    ひきだしの はずれた タバコいれを
    とろうとしたら てがすべって
    おとしてしまった!
    と、 そのひょうしに なかから 1まいの
    かみきれが でてきた。

    マイク:?!・・・・・・

  9. 調べる 紙切れ

    マイク:・・・ うま すすみ、
    マイク:うさぎ すすみて、 とり ひらく、
    マイク:まんじのなかの しるし のぞまん。
    マイク:?!・・・・・・

  10. 聞く タバコ入れ

    茜:ぜんぞうさんは タバコいれを みると
    茜:おおだんなさまや むかしのことを
    茜:おもいだすそうです。

  11. 呼ぶ 善蔵

    善蔵:はい、 ごようでしょうか。

  12. 聞く タバコ入れ

    善蔵:あかねが もうしますように
    善蔵:このタバコいれを みていると むかしの
    善蔵:ことが めに・・・・・・ あ!

    マイク:?!・・・・・・

    善蔵:じ、 じつは だんなさまのせいで
    善蔵:じさつしてしまった かぞくのことを
    善蔵:おもいだしたんです。 そのかぞくは・・・
    善蔵:かんだという みょうじ でした!
    善蔵:そのいえには たしか・・・ このことで
    善蔵:りょうしんをうしなった・・・
    善蔵:むすこが ひとり いたはずです!!

    マイク:?!・・・・・・

  13. 場所移動 神田事務所

    かんだ べんごしじむしょ です。

    秘書:あら? あなたは いつかの・・・
    秘書:はあ? せんせいが さつじんはん?
    秘書:あなた なに いってるの!

    マイク:ところが・・・ かんだという
    マイク:べんごしには どうきとなる じじょうも
    マイク:あるんです。

    秘書:へんなこと いわないでよ!
    秘書:いっときますけど かんだ というなまえの
    秘書:べんごしなんて いくらでもいるのよ!

    マイク:たしかに そうですが・・・

  14. 思い出す

    マイク:かのじょのいうとおり
    マイク:ひとちがいとも かんがえられる。
    マイク:もっとくわしく その じさつした かんだ
    マイク:という ふうふのことを しらべなきゃ・・・
    マイク:しっているとすれば・・・
    マイク:げんしんさんだ!
    マイク:きっとなにか しっているはずだ・・・

  15. 場所移動 神楽寺

    玄信:キクさんの いたいは、 まだ
    玄信:みつからん。 あんたのてで
    玄信:はやく はんにんを つかまえてくれ。
    玄信:なんという ばちあたりな ことを・・・

    マイク:・・・げんしんさん。
    マイク:かんだ という なまえに ききおぼえが
    マイク:ありますね?

    玄信:!・・・・・・

    マイク:いちれんのじけんは すべて
    マイク:そのおとこの しわざのようです。
    マイク:はなして いただけますね。

    玄信:・・・・・・

  16. 聞く 神田の事

    玄信:そうか・・・
    玄信:あのおとこの しわざじゃったか・・・
    玄信:あんたの おもっとるとおりじゃ。
    玄信:キクさんの だんなに りょうしんを
    玄信:じさつにおいやられた おとここそ
    玄信:あやしろしょうじの こもんべんごし・・・
    玄信:かんだという おとこに まちがいない。
    玄信:キクさんは かんだのことを すべて
    玄信:しっておったんじゃよ。 それでも あえて
    玄信:かんだを こもんべんごしに
    玄信:きめたんじゃ。
    玄信:せめてもの つみほろぼしの つもりでな。
    玄信:キクさんは こういうとった。
    玄信:かんだを こもんべんごしに することが
    玄信:ただしいか どうかは わからん・・・
    玄信:しかし そのけっかが どうあろうが
    玄信:それは じぶんの いしであり・・・
    玄信:あやしろけの さだめじゃとな・・・
    玄信:かんだは よくはたらいたそうじゃ。
    玄信:キクさんも まんぞくしておった。
    玄信:まさか かんだが こんなおそろしいことを
    玄信:かんがえておったとは・・・
    玄信:ゆめにも おもわんかったじゃろう・・・
    玄信:ユリも かんだおやこの ことは
    玄信:しっておったじゃろう。
    玄信:そんなこともあって ユリは やしきをでる
    玄信:かくごを きめたのかもしれん。
    玄信:ユリは かねてから あやしろけの
    玄信:しょうばいの やりかたに
    玄信:たえられんかった ようじゃからな。
    玄信:じゃがのう・・・
    玄信:くうか くわれるか、 きびしい
    玄信:しょうばいの せかいのはなし、
    玄信:あやしろけだけを せめることなど
    玄信:だれにもできんことじゃ・・・

  17. 場所移動 神田事務所

    玄信;:はまとやら!
    玄信:かんだに もくてきを はたさせてはならん。
    玄信:このままでは やつは すくわれん!

    マイク:まかせてください!

    玄信:くれぐれも たのみましたぞ。


    かんだ べんごしじむしょ です。

    秘書:また あなたですか!
    秘書:いいかげんに してください!
    秘書:どうせ ひとちがいよ!

    マイク:・・・・・・

  18. 聞く ファイル

    マイク:かんだせんせいが みておられたという
    マイク:ファイルを みせて いただけませんか?

    秘書:これは だれにでも みせていいような
    秘書:ものじゃないんですっ!

  19. 聞く ファイル

    マイク:そんなこと いわないで・・・ ね?

    秘書:だめです!

  20. 聞く ファイル

    マイク:そこを なんとか・・・

    秘書:だめだったら だめ!!

  21. 聞く ファイル

    マイク:かたいこと いわないで。
    マイク:ねえったらねえ・・・

    秘書:ふん!・・・

  22. 見せる 優しさ

    マイク:ぼくだって あなたのような かわいい
    マイク:ひとを こまらせたくは ないんだ。

    秘書:かわいいだなんて・・・ うれしいわ。
    秘書:ちょっとだけ みせちゃおうかしら!
    秘書:なんて いうわけないでしょ!
    秘書:おかえりください!

  23. 聞く ファイル

    マイク:これだけ いってるのに・・・ けち!

    秘書:なんですってー! いいかげんにしないと
    秘書:けいさつを よぶわよ!

    マイク:よべるもんなら よんでみろ!

    秘書:いったわねー! まってらっしゃい
    秘書:ほんとうに よんでやるから!

    秘書:もしもし けいさつですか!
    秘書:いま へんなひとが きてるんです!
    秘書:ええ、 そうなんです そのひとです。
    秘書:もう しつこくって・・・ はい?
    秘書:はあ?・・・ わかりました。
    秘書:そうします。 どうも・・・

    秘書:けいさつが あなたには ぜんめんてきに
    秘書:きょうりょくしろですって!
    秘書:どうぞ! あなたが みたがっていた
    秘書:ファイルよ! ぷんぷん!

  24. 調べる ファイル

    マイク:やっぱり・・・ くまだせんせいが
    マイク:いっていた ほけんきん さつじんじけんの
    マイク:ファイルだ。
    マイク:さつがいほうほうなどが かかれている。
    マイク:もはや まちがいないな・・・
    マイク:! そうだ かんだは ユリのこどもを
    マイク:ここへ つれてきていたかも!
    マイク:きいてみよう。 あのー すみません・・・

    秘書:はい。 なにか ごようですか!

    マイク:かんだせんせいは 17、8さいぐらいの
    マイク:しょうねんを ここに つれてきたことは
    マイク:ありませんでしたか?

    秘書:ときどき あなたくらいの しょうねんを
    秘書:つれてこられましたよ。
    秘書:とっても れいぎただしくて・・・
    秘書:だれかさんとは ずいぶん ちがうわね!

    マイク:?!・・・・・・

  25. 場所移動 崖の上

    ここに たっていると あのよるのことが
    ありありと よみがえってくる・・・
    あの さっきにみちた アキラのかおが。

  26. 天地の部屋と、崖の上を何度も行き来する。(適当なコマンドを入力しながら)

  27. 場所移動 崖の上

    マイク:あっ、 もう ひがおちてきた。
    マイク:きょうは もう かえろうかな。

  28. 思い出す

    マイク:たしかに ぼくは このがけで アキラに
    マイク:おそわれたんだ。 だが・・・
    マイク:なぜ アキラは ぼくを うみのほうへ
    マイク:おとさなかったんだろう?
    マイク:あれだけ さついを みなぎらせて ぼくを
    マイク:おそった あいてが・・・
    マイク:どんどん ひが おちてゆく・・・

  29. 調べる どこ?

    マイク:おや? ボタンが おちている。
    マイク:くさの あいだに おちてたから
    マイク:まえに しらべたときは
    マイク:きづかなかったんだ・・・

  30. 取る ボタン

    マイク:いちおう もっておこう。

  31. 場所移動 天地の部屋

    あまちの マンション です。

    マイク:あっ、
    マイク:あまちさんは いないんだ。
    マイク:はなしを ききたかったのに・・・
    マイク:おやっ? みしらぬおとこが
    マイク:はなしかけてきた。

    店員:おたく、
    店員:あまちさんの おしりあいですか?

  32. 聞く 天地の事

    店員:あまちさんから せんたくものを
    店員:たのまれたんですが おくれちゃって・・・
    店員:やっと おもちしたんですが
    店員:おるすなんですよ。

  33. 聞く 自分の事

    マイク:それ、 たぶん ぼくのものだと
    マイク:おもいますが。

    店員:えっ、 ああ この ふくですか?
    店員:たしかに あまちさんから あずかりました。
    店員:じゃあ うけとってくださいよ。

    マイク:いいですよ。 もらっておきます。

  34. 聞く 気づいた事

    店員:いやー たすかりました。
    店員:ところで あなた・・・
    店員:うみにでも おっこちたんですか?
    店員:そのふく かいすいで ずぼぬれでしたよ。

    マイク:?!・・・・・・

    店員:じゃあ、 それ おねがいしますね。

    クリーニングやは いってしまった。

    マイク:ふくが かいすいで ずぶぬれ・・・!
    マイク:じゃあ ぼくは・・・
    マイク:いったい どうなってるんだ!

  35. 場所移動 空木事務所

    あゆみ:えっ! やっぱり うみへ おとされていた
    あゆみ:らしいっていうの?!

    マイク:じつは あまちさんの へやのまえで
    マイク:ぼくのものらしい ふくを もった
    マイク:クリーニングやに であったんだ。
    マイク:おどろいたことに
    マイク:あまちさんから あずかった そのふくは
    マイク:かいすいで ずぼぬれだったらしいんだ。
    マイク:でも ぼくは くさむらに
    マイク:たおれていた??

    あゆみ:たぶん うみにおちていた あなたを
    あゆみ:だれかが たすけて くさむらまで
    あゆみ:はこんだのね。
    あゆみ:そのりゆうは わからないけど・・・

    マイク:?!・・・・・・

    あゆみ:そして たおれていた あなたを
    あゆみ:あまちさんが はっけんした・・・
    あゆみ:ところで まいく くん
    あゆみ:じけんのほうは どうなの?

  36. 推理する

    マイク:りょうしんの うらみを はらすとともに
    マイク:あやしろしょうじの のっとりを
    マイク:けいかくした かんだは・・・
    マイク:あやしろしょうじの ないじょうを
    マイク:しりつくしている。
    マイク:そして ついに ユリのむすこを
    マイク:みつけたようだ。
    マイク:あやしろしょうじにおいて ぜつだいな
    マイク:はつげんりょくを もつ そのじんぶつを
    マイク:だきこんでしまえば・・・
    マイク:もう あやしろしょうじは かんだの
    マイク:おもいどおりだ。

    あゆみ:でも、 ユリさんの むすこって
    あゆみ:わたしたちと おなじとし くらいよね。
    あゆみ:なにも わからないうちは かんだの
    あゆみ:いうとおりに するでしょうけど・・・
    あゆみ:そのうち おもいどおりには
    あゆみ:ならなくなるんじゃ ないかしら?
    あゆみ:みもとは はっきりしないし、
    あゆみ:こうけいしゃの しるしさえあれば・・・

    マイク:! ほんものの こうけいしゃは
    マイク:ひつようない!! そのこをころして
    マイク:じぶんの おもいどうりになるような・・・
    マイク:かえだまを よういしたのかもしれない!
    マイク:そう いいたいんだね!

    あゆみ:うん!

    マイク:じゃあ、
    マイク:かんだが じむしょへ つれてきていたと
    マイク:いうのは・・・ユリの・・・
    マイク:ほんとうの こどもじゃないのか!

  37. 見せる シャツ

    マイク:ところで これかなあ、
    マイク:ぼくの シャツ って・・・

    あゆみ:これよこれ! あなたが いつも
    あゆみ:きていたのは。
    あゆみ:あら?・・・ ボタンが ひとつ とれてる。

  38. 見せる ボタン

    マイク:えっ、 これが そうかな?

    あゆみ:おなじボタンだわ。 まってて、
    あゆみ:いま つけてあげる。

    あゆみ:はい、
    あゆみ:できたわよ。 ねえ、 きがえれば?

    マイク:そうしようかな・・・

    あゆみ:きゃっ! なにも ここで きがえなくても
    あゆみ:いいでしょ!

    マイク:あっ ごめんごめん。

    あゆみ:・・・・・・あら? まいく くんって
    あゆみ:そんなところに やけどのあとが
    あゆみ:あったのね。
    あゆみ:いままで きづかなかったわ。

    マイク:えっ! やけどのあとだって!
    マイク:ど、どこに あるんだ!

    あゆみ:そのままじゃ みえないわ。

    マイク:かがみに うつしてみよう!

    マイク:こ、 こんなところに やけどのあとが!
    マイク:これは きのうやきょう できたもの
    マイク:じゃない!
    マイク:そういえば まえから あったような・・・

  39. 思い出す

    マイク:なにか おもいだせそうだ!
    マイク:でも・・・! ま、 まさかそんな!
    マイク:ああっ! あたまが・・・ あたまが
    マイク:われそうだ! もしや ぼくは!!

    あゆみ:どうしちゃったの! まいく くん!

    マイク:そ、 そうだ もういちど・・・
    マイク:もういちど もとこさんに
    マイク:あってみよう!!
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