- 3章
神宮寺:かんがえてみると それが
神宮寺:いしばしとの であいだった。
神宮寺:が、それは けっして たのしいものでは
神宮寺:なかった。
神宮寺:オレは ふつかかん いしばしの
神宮寺:とりしらべを うけた・・・・・・・・・・
神宮寺:とりしらべから かいほうされるために
神宮寺:リョウのことなど、しっていること
神宮寺:すべてを はなさなくては ならなかった。
神宮寺:オレは いしばしから じょうほうを
神宮寺:ききだそうとした。 しかし・・・・・・・・・・
石橋:どうして オレが たんていごときに
石橋:じょうほうを ながさにゃならんのだ?
神宮寺:そして オレは おいだされるように
神宮寺:けいさつを でた。
神宮寺:けいさつで あしどめされた 2かかんは
神宮寺:いたかったな。
神宮寺:ほそだと CCRの れんちゅう、
神宮寺:そして つかまきも とうきょうへ
神宮寺:かえってしまった。
神宮寺:オレも とうきょうへ もどろうか・・・・
神宮寺:いや、リョウのこともあるし・・・・・・・・・・
神宮寺:そうも いかないな。
- タバコ吸う
オレは タバコに ひをつけた。
神宮寺:リョウが じけんに からんでいる・・・・。
神宮寺:とすると、やはり みつゆがらみの
神宮寺:じけんなのか・・・・・・・・・・
神宮寺:ん? フロントが オレを よんでいるぞ。
フロント:じんぐうじさん・・・・・・でしたよね。
フロント:おでんわが はいっています。
オレは じゅわきを てにとった。
石橋:ああ、たんていだな?
石橋:いますぐ みずのいいんへ こい!
石橋:いますぐだぞ!
- 場所移動 水野医院
神宮寺:リョウに なにか あったのだろうか。
看護婦:どうしたね?
- 場所移動 2号室
神宮寺:うーむ。
石橋:おそいじゃないか!
リョウ:やあ、じんぐうじ! ひさしぶりだね。
リョウ:いろいろ めいわくを かけたみたいだ。
- 聞く リョウ 事件の事
リョウ:わたしは おおたに、という おとこを
リョウ:おって にほんに きたんだ。
リョウ:おおたには みつゆを やっていたんだ。
- 聞く リョウ 大谷の事
リョウ:おおたにを みはっていたのだが・・・・・・。
リョウ:わたしを うったのは べつのおとこだ。
石橋:そのおとこは おかざきだな?
リョウ:うーん・・・・。 おかざきの かおは
リョウ:さっき しんぶんで みたのだが・・・・・・。
リョウ:なんとも いえない・・・・・・。
リョウ:サングラス、くちひげ、かみがたも
リョウ:ちがっていた・・・・・・・・・・。
リョウ:でも へんそうかも
リョウ:しれないし・・・・・・・・・・
- 聞く リョウ 事件の事
リョウ:さっきも はなしたように わたしは
リョウ:おおたにを おいかけてきた。
リョウ:そして レースのひ、おおたにが
リョウ:みつゆひんの とりひきを やる、と
リョウ:いう じょうほうを つかんだんだ。
リョウ:303ごうしつだった・・・・・・。
リョウ:おおたには ひるごろから へやに
リョウ:とじこまったままだった・・・・・・。
リョウ:レースが はじまる じかんになった。
リョウ:そろそろだな・・・・と おもったころ、
リョウ:おとことおんなの ふたりづれが
リョウ:303に はいっていったんだ・・・・。
リョウ:あれが とりひきの あいてか・・・・・・。
リョウ:そう おもい わたしは ふたりが
リョウ:でてくるのを まった。
リョウ:そのとき・・・・・・・・・・
リョウ:おんなの ひめいが きこえてきた。
リョウ:303からだ・・・・・・・・・・
リョウ:わたしは とっさに 303へ
リョウ:ふみこもうと はしりだした。
リョウ:それと ほとんど どうじだった・・・・。
リョウ:303から おとこが でてきたのだ。
リョウ:わたしが みがまえる まもなく
リョウ:おとこは ピストルで うってきた。
リョウ:わたしは ひっしに にげたよ・・・・。
リョウ:なんとか ひとめに つかないところへ
リョウ:にげた・・・・。 でも これで わたしの
リョウ:じんせいも おわりか、と おもったよ。
石橋:おとこは おいかけて こなかったのか?
リョウ:そういえば・・・・・・・・・・
リョウ:おいかけては こなかったよ・・・・。
石橋:それは へんだな・・・・・・・・・・
石橋:はんにんの もくてきは リョウくん、
石橋:あんたを ころすことにあったはずだが。
リョウ:・・・・・・・・・・
神宮寺:それは どういうことだ!
石橋:たんていは だまってろ!
石橋:じつはな、リョウくん・・・・・・・・・・
石橋:303で あんたの しゃしんが
石橋:はっけんされたんだよ。
石橋:わたしには その しゃしんの いみが
石橋:わからなかった・・・・・・・・・・
石橋:だが あんたが みつゆそうさかんだ、
石橋:と わかったときから・・・・・・・・・・
石橋:わたしは おおたにの もくてきが
石橋:わかったのだ。
石橋:みつゆを つづけるのに じゃまな
石橋:あんたを しまつしてしまおうと・・・・。
石橋:わたしは そう かくしんしている。
- 脅す リョウ
神宮寺:リョウ、しっかりしろ!
神宮寺:きもちは わかるが・・・・・・・・・・
リョウ:すまなかった・・・・・・・・・・
- 聞く リョウ 女の事
リョウ:そうだ、おとこに むかって
リョウ:こんなことを いっていたよ、
リョウ:やまもとさんは こないわよ!ってね。
- 場所移動 外に出る
神宮寺:よし・・・・・・・・・・
神宮寺:だが これから どうしようか。
神宮寺:さてと・・・・・・・・・・
- 場所移動 1号室
神宮寺:なにか わかればいいのだが・・・・・・・・・・
神宮寺:・・・・・・・・・・
神宮寺:たむらは・・・・ねむっているようだ。
- 場所移動 外に出る
神宮寺:よし、いくか・・・・・・・・・・
看護婦:どうしたね?
- 聞く 看護婦 高杉の事
看護婦:ああ、そうだ。
看護婦:さっきね、たむらさんを みまいに
看護婦:そのひとが ひとが きたんだよ。
- 聞く 看護婦 高杉の事
看護婦:たむらさんは ねむってる、と
看護婦:つたえたら、スズカ インに いるから
看護婦:めがさめたら れんらくしてくれだとさ。
- 場所移動 鈴鹿イン
神宮寺:よし いってみるか
神宮寺:・・・・・・・・・・
- 呼ぶ 高杉
神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。
- 周り見る
神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。
- 周り見る
神宮寺:もう ここでは なにも
神宮寺:わからないのだろうか・・・・・・・・・・
- 呼ぶ 高杉
神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。
- 周り見る
神宮寺:ん? フロントが オレを よんでるぞ。
フロント:あの、たかすぎ、というひとを
フロント:さがしてるんですよね?
フロント:いま、たかすぎさんから でんわが
フロント:ありましてね、
フロント:ここに くる とちゅうで くるまが
フロント:こしょうしたらしいんです。
フロント:まもなく くるそうですよ。
- 聞く フロント 高杉の事
フロント:さあ・・・・・・・・・・
フロント:しらないですねえ。
- 周り見る
神宮寺:たかすぎか・・・・・・・・・・
神宮寺:どんな やつだろうな・・・・・・・・・・
神宮寺:ん?
高杉:あの・・・・・・・・・・
高杉:ぼくを さがしていたそうですが・・・・。
- 聞く 高杉 洋子の事
高杉:えっ、ようこさんが ぼくに あうために
高杉:とうきょうに?
高杉:そうですか・・・・・・・・・・
高杉:でも ぼくは しごとも じゅうしょも
高杉:かわったし・・・・・・・・・・
- 聞く 高杉 高杉の事
高杉:あ! フロントが ぼくを よんでる。
高杉:ちょっとまってください。
神宮寺:きっと みずのいいんから だろうな。
高杉:あの、みずのいいんから でんわでした。
高杉:ぼく たむらに あいに いってきます。
高杉:それじゃ、しつれいします。
- 場所移動 水野医院
フロント:すいません! じんぐうじさん・・・・。
フロント:うちの おぞねが 3かいで あなたを
フロント:まっています。
フロント:あってやってください
- 場所移動 303
神宮寺:よし・・・・・・・・・・
小曽根:303ごうしつに はいれるんです。
小曽根:あしたから おきゃくさまが はいって
小曽根:しまいますので はいれるのは
小曽根:きょうだけなんです。
- 場所移動 303
神宮寺:よし!
神宮寺:ここが げんばか・・・・・・・・・・
神宮寺:すっかり かたずけられている。
神宮寺:もう なにも ないだろうな。
- タバコ吸う
オレは タバコに ひをつけた。
神宮寺:ふーむ。このへんで じけんについて
神宮寺:まとめて みようかな。
神宮寺:リョウを うった おとこは だれか?
神宮寺:これは あるていど しぼれるぞ。
神宮寺:リョウのはなしでは、きょうこは おとこに
神宮寺:やまもとは こない、と いったそうだが、
神宮寺:これは なにを いみしているのか。
神宮寺:だい1に、おとこは きょうこと しりあい
神宮寺:である、ということだ。
神宮寺:だい2に、おとこは、やまもとではない。
神宮寺:それと おなじいみで おおたにでもない。
神宮寺:おおたになら リョウが わかるはずだ。
神宮寺:とすると、やはり、おかざき・・・・・・・・・・
神宮寺:だが・・・・・・・・・・
神宮寺:おかざきは あやしすぎるのだ。
神宮寺:すべてが おかざきを しめしている。
神宮寺:それを うたがう りゆうは
神宮寺:なにも ないのだが・・・・。
神宮寺:うーむ。どうも すなおになれないな。
- 場所移動 外に出る
神宮寺:まてよ・・・・・・・・・・
神宮寺:ほんとうに はんにんの もくてきが
神宮寺:リョウを ころすことだとしたら・・・・。
神宮寺:はんにんは まだ もくてきを はたしては
神宮寺:いない。 とすると・・・・・・・・・・
神宮寺:はんにんは リョウを ころすために
神宮寺:ふたたび、あらわれるかもしれない。
神宮寺:それは だれだ?
神宮寺:いや・・・・・・・・・・
神宮寺:はんにんが だれだろうと、いまの
神宮寺:リョウは まったく ていこうできずに
神宮寺:やられてしまう!
神宮寺:はやく リョウのところへ いかなくては。
神宮寺:・・・・・・・・・・
- 場所移動 水野医院
神宮寺:ふーむ。
神宮寺:さてと・・・・・・・・・・
- 場所移動 2号室
神宮寺:うーむ。
神宮寺:オレは リョウに オレの すいりを
神宮寺:はなした。
神宮寺:なにものかが ふたたび リョウの
神宮寺:いのちを ねらってくるかも
神宮寺:しれないことを・・・・・・・・・・。
リョウ:ハハハ、なるほどね。
リョウ:いやー、でも、きみが いてくれれば
リョウ:100にんりきだよ。
リョウ:いや、かんしゃするよ。
リョウ:ありがとう。
- 捜査やめる
神宮寺:そうだな。 いつのまにか しんやちかくに
神宮寺:なっている・・・・・・・・・・
神宮寺:リョウは もう ねむったほうが
神宮寺:いいだろう。
神宮寺:だが、オレは ねむるわけには
神宮寺:いかないぞ。
- タバコ吸う
神宮寺:うーむ、やはり やめておこう
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