ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 会話集 前編
会話集
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1章

  1. 1章


    【オープニング】


    むか〜し、むかし・・・・・・・・ながくしむら
    というところに、おじいさんと
    おばあさんが、すんでいました。
    ふたりには、こどもがなかったので
    いつも、おじぞうさまに、おいのりを
    していました。

    あるよ、おじいさんはゆめを、
    みました。

    「じいさま・・・・・・・・あした、おまえは
    おんなのこを、さずかるであろう」

    あるよ、おばあさんはゆめを、
    みました。

    「ばあさま・・・・・・・・あした、おまえは
    おとこのこを、さずかるであろう」


    ながくしむらにあさがやってきました。
    おじいさんとおばあさんは ゆうべ
    きいた おつげのはなしをしています。

  2. 見る いろり

    もやすものがないので ひがきえそう
    です。しばかりにいかなければなり
    ませんね。

  3. 見る 部屋

    なたのついた しょいこ そして
    みのとかさが あります。
    はたおりべやのとびらがみえます。

  4. 取る

    おじいさんはしょいこを、おばあさんは
    みのとかさをもちました。

  5. 移動 芝刈り

    おじいさんはやまへしばかりにいきます

    お婆さん「じゃわしはせんたくへ
          いこうかの」


    やまへいくとちゅうのみちです。

  6. 移動 芝刈り

    やまへいくとちゅうのみちです。

  7. 見る 草

    くさむらからきんたろうがあらわれ
    ました。

  8. 話す 金太郎

    お爺さん「なんじゃ?おまえは?」

    金太郎「まい ね〜む いず
         きんたろう」

  9. 話す 金太郎

    お爺さん「おはよう、きんたろうさん
          とやら・・・・・・・・わしはしばかりにいくところ
          なんじゃが・・・・・・・」

    金太郎「おう まうんとあしがら」

    お爺さん「いっしょにいかんかね?」

    金太郎「おっけ〜 れっつご〜!」

  10. 移動 芝刈り

    あしがらやまにつきました。

    おそろしいくまがあらわれました。

  11. 話す 金太郎

    お爺さん「ひゃ〜、きんたろうさん
          ど、どうしよう」

    金太郎「ひ〜いず まいふれんど
         くまごろう。ざっつ お〜らい」

    おじいさん「いえ〜いっ!」

    おじいさんはうなずきました。
    きんたろうは ぐっばいというと
    くまにまたがり もりのなかに
    きえていきました。

  12. 取る 芝

    しばをしょいこに つみました。

  13. 移動 家

    どうやら みちにまよったようです。

  14. 移動 西

  15. 移動 北

  16. 見る

    お爺さん「あっりゃ〜!なんじゃ?
          こりゃ・・・・・・・・」

  17. 使う なた

    ちゅういして たけをきると なかから
    かわいいおんなのこがでてきました。
    おじいさんは おおよろこびでおんな
    のこをだいてかえりました。


    そのころおばあさんは
    かわへいくとちゅうの ろくじぞうさん
    にいました。

  18. 見る お地蔵様

    ひとりだけ みのとかさをつけてません。
    かわいそうですね。

  19. 着ける 蓑と笠

    おばあさんは おじぞうさまにみのと
    かさをきせてあげました。

  20. 話す お地蔵様

    お地蔵様「ありがとうおばあさん。
           このさきのかわへいってみなさい。
           きっといいことがありますよ」

  21. 移動 川

    かわにつきました。おばあさんは
    せんたくをはじめます。ごしごし・・・・・・・・。

  22. 見る 川

    なんと、かわかみから おわんが
    ながれてきました。

  23. 取る おわん

    なんとかとることができました。

    お婆さん「こりゃなんだい」

    いそいでうちにかえりました。


    お爺さん「ばあさん!みてくれ!
          おつげのとおりじゃ。たけやぶで
          このこをさずかったぞ」

    お婆さん「どひゃ〜っ!おじいさん
          なんとかわいいおんなのこじゃ」

  24. 見る いろり

    しばかりをしたのでいきおいよくもえて
    います。おなべのおゆも わきました。

  25. 開ける おわん

    やじるしのところまでふたをはがし
    ました。

  26. 入れる お湯

    なべのおゆをおわんにいれて、ふたを
    しました。

  27. 話す

    お爺さん「このおんなのこになまえを
          つけてやらねばのう」

    お婆さん「かわいいなまえがいい
          ですね」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・。

    あれこれかんがえてるうちにときが
    すぎさっていきました。

  28. 開ける おわん

    ぽ〜ん!おおきなおとと ともにおわん
    のふたをつきやぶって おとこのこが
    とびだしました。

    お爺さん「ひゃ〜っ!おとこのこじゃ
          おとこのこじゃ」

    お婆さん「うれしいことですねぇ
          わたしたちでそだてましょう」

    お爺さん「そうしよう。これも
          おじぞうさまの おかげかのう」


    いよいよ、しゅじんこうたちの、とう
    じょうじゃ。
    そこで、おぬしから、おとこのこと
    おんなのこに、よいなまえをぷれぜんと
    してやっておくれ。

  29. 男の子と女の子の名前を決める (男:どんべ、女:ひかりとする)

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