- 1章
【オープニング】
むか〜し、むかし・・・・・・・・ながくしむら
というところに、おじいさんと
おばあさんが、すんでいました。
ふたりには、こどもがなかったので
いつも、おじぞうさまに、おいのりを
していました。
あるよ、おじいさんはゆめを、
みました。
「じいさま・・・・・・・・あした、おまえは
「おんなのこを、さずかるであろう」
あるよ、おばあさんはゆめを、
みました。
「ばあさま・・・・・・・・あした、おまえは
「おとこのこを、さずかるであろう」
ながくしむらにあさがやってきました。
おじいさんとおばあさんは ゆうべ
きいた おつげのはなしをしています。
- 見る いろり
もやすものがないので ひがきえそう
です。しばかりにいかなければなり
ませんね。
- 見る 部屋
なたのついた しょいこ そして
みのとかさが あります。
はたおりべやのとびらがみえます。
- 取る
おじいさんはしょいこを、おばあさんは
みのとかさをもちました。
- 移動 芝刈り
おじいさんはやまへしばかりにいきます
お婆さん「じゃわしはせんたくへ
いこうかの」
やまへいくとちゅうのみちです。
- 移動 芝刈り
やまへいくとちゅうのみちです。
- 見る 草
くさむらからきんたろうがあらわれ
ました。
- 話す 金太郎
お爺さん「なんじゃ?おまえは?」
金太郎「まい ね〜む いず
きんたろう」
- 話す 金太郎
お爺さん「おはよう、きんたろうさん
とやら・・・・・・・・わしはしばかりにいくところ
なんじゃが・・・・・・・」
金太郎「おう まうんとあしがら」
お爺さん「いっしょにいかんかね?」
金太郎「おっけ〜 れっつご〜!」
- 移動 芝刈り
あしがらやまにつきました。
おそろしいくまがあらわれました。
- 話す 金太郎
お爺さん「ひゃ〜、きんたろうさん
ど、どうしよう」
金太郎「ひ〜いず まいふれんど
くまごろう。ざっつ お〜らい」
おじいさん「いえ〜いっ!」
おじいさんはうなずきました。
きんたろうは ぐっばいというと
くまにまたがり もりのなかに
きえていきました。
- 取る 芝
しばをしょいこに つみました。
- 移動 家
どうやら みちにまよったようです。
- 移動 西
- 移動 北
- 見る
お爺さん「あっりゃ〜!なんじゃ?
こりゃ・・・・・・・・」
- 使う なた
ちゅういして たけをきると なかから
かわいいおんなのこがでてきました。
おじいさんは おおよろこびでおんな
のこをだいてかえりました。
そのころおばあさんは
かわへいくとちゅうの ろくじぞうさん
にいました。
- 見る お地蔵様
ひとりだけ みのとかさをつけてません。
かわいそうですね。
- 着ける 蓑と笠
おばあさんは おじぞうさまにみのと
かさをきせてあげました。
- 話す お地蔵様
お地蔵様「ありがとうおばあさん。
このさきのかわへいってみなさい。
きっといいことがありますよ」
- 移動 川
かわにつきました。おばあさんは
せんたくをはじめます。ごしごし・・・・・・・・。
- 見る 川
なんと、かわかみから おわんが
ながれてきました。
- 取る おわん
なんとかとることができました。
お婆さん「こりゃなんだい」
いそいでうちにかえりました。
お爺さん「ばあさん!みてくれ!
おつげのとおりじゃ。たけやぶで
このこをさずかったぞ」
お婆さん「どひゃ〜っ!おじいさん
なんとかわいいおんなのこじゃ」
- 見る いろり
しばかりをしたのでいきおいよくもえて
います。おなべのおゆも わきました。
- 開ける おわん
やじるしのところまでふたをはがし
ました。
- 入れる お湯
なべのおゆをおわんにいれて、ふたを
しました。
- 話す
お爺さん「このおんなのこになまえを
つけてやらねばのう」
お婆さん「かわいいなまえがいい
ですね」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
あれこれかんがえてるうちにときが
すぎさっていきました。
- 開ける おわん
ぽ〜ん!おおきなおとと ともにおわん
のふたをつきやぶって おとこのこが
とびだしました。
お爺さん「ひゃ〜っ!おとこのこじゃ
おとこのこじゃ」
お婆さん「うれしいことですねぇ
わたしたちでそだてましょう」
お爺さん「そうしよう。これも
おじぞうさまの おかげかのう」
いよいよ、しゅじんこうたちの、とう
じょうじゃ。
そこで、おぬしから、おとこのこと
おんなのこに、よいなまえをぷれぜんと
してやっておくれ。
- 男の子と女の子の名前を決める (男:どんべ、女:ひかりとする)
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