ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 会話集 後編
会話集
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7章

  1. 7章


    どんべ「あれぇ!なんだ!ここ」

    まつのすけ「ありゃあ、さっきのもりが
          「「どこにもみえねえ」

    ひかり「ここが しのはらね」

    りんご「じゃ、さくらがあるはずです」

  2. 移動

    どんべ「やったぞ!さくらだ」

    ひかり「ごんたざくらだわ」

    どんべ「あのさくらを どう
        すればいいんだい?」

    ひかり「し、しらないのよ」

    どんべ「ええっ?しかたない、
        ひとやすみするか」

  3. 話す ひかり

    ひかり「このそばにいずみがある
        はずなんだけどなあ」

    どんべ「おにがしまへいったって
        りゅうとは どうやって たたかえば
        いいんだろう」

    ひかり「そうねえ、あいつは
        ひとに まぼろしをみせるじゅつを
        つかうから・・・・・・・・」

    どんべ「まぼろし?」

    ひかり「そう、これにだまされる
        ようだと かてないわ」

  4. 見る 桜

    ひかり「あ!こぶとりじいさん」

    お爺さん「えらいとこ みつかって
          しもたわ
          じしん、かみなりに きいつけや
          どぅおほほ」

    ひかり「びっくりした〜」

    どんべ「へんなおじいさん」

  5. 話す ひかり

    どんべ「あれ?あめだ」

    ひかり「なに?きゅうに・・・・・・・・」

    りんご「つめたい!あめだ!」

    まつのすけ「ちきしょう!」

    みんなは さくらのしたへ にげこみ
    ました。

  6. 話す ひかり

    どんべ「かみなりのときおおきな
        きのしたってやばいんじゃなかった?」

    ひかり「そう?」

  7. 移動 どれか選択 (素早く選択する)

    ぴしゃ〜ん!ばりばりっ!だいちを
    ゆるがすごうおんとともに かみなりが
    さくらめがけておちてきました。

    ひかり「きゃ〜っ!」

    どんべ「うわっ!あぶないところ
        だったんだ」

    かんいっぱつ いのちびろいをしました

  8. 人替える

  9. 話す りんご

    ひかり「けがはない?」

    りんご「ひかりさん みやみずの
         においがしますよ」

  10. 見る 桜

    りんご「みやみずとおなじにおいが
         しますよ」

    なるほど、みきのなかはくうどうに
    なっていて なかにはいれそうです。

  11. 人替える

  12. 移動 穴の中

    どんべ「ちょっとおりてくるから
        まつのすけついてきてくれないか?」

    まつのすけ「おれはいいぜ」

    ひかり「きをつけてね」

    りんご「いずみがあるはずです
         さがしてきてくさだいね」


    どんべとまつのすけはかべを
    つたってくらいどうくつのなかへ
    おりてきました。

  13. 移動 奥

  14. 移動 奥

  15. 移動 奥

    せまいどうくつをぬけました。

    まつのすけ「あ〜れ〜〜・・・・・・・・・・・・」

    どんべ「どうしたまつのすけ」

    どんべが、ふりかえると
    まつのすけのすがたが ありません。
    じめんをみると、あながあいています。

  16. 見る 石の柱

    これはどうくつで みられる
    しょうにゅうせきです。

  17. 使う つる

    いしのはしらに つるをくくりつけ
    あなにたらしました。

    どんべ「お〜い、まつのすけ〜
        このつるにつかまってのぼって
        これるか?」

    まつのすけ「おう、ありがてぇ」

    まつのすけはつるをつたって のぼって
    きました。

  18. 取る つる

    しょうにゅうせきに むすんでいた
    つるをとりました。

  19. 移動 奥

    どうくつのおくへ すすんでいきます。

  20. 移動 奥

    どうくつのおくへ すすんでいきます。


    いわのさけめが、ぽっかりとまっくろな
    くちをあけています。

  21. 移動 渡る

    いわからいわへとびはね むこうがわへ
    たどりつきました。

  22. 移動 奥

    ごろごろとみずのながれる おとが
    します。たかくなったてんじょうに
    いしのつららが、ならんでいます。
    ひんやりとしたくうきが、からだを
    つつみこみます。

  23. 使う 腕輪

    こんなきゅうなながれのみずに
    てをいれるのですか?

  24. 使う 腕輪

    ばしゃっ!みずがはね たいまつのひが
    きえました。お〜っ! みずが
    かがやいています。

  25. 移動 入り口

  26. 見る 石の柱

    こちらにもあります。

  27. 使う つる

    どんべ「まつのすけ、むこうがわ
        にむすびつけてくれないか?」

    まつのすけ「まかしとけ!」

    しょうにゅうせきのあいだに つるを
    はりました。

  28. 移動 渡る

    どんべ「とりゃ〜っ」

    どんべはしょうにゅうせきの
    あいだにはったつるにつかまって
    わたりました。

  29. 取る つる

    どんべ「まつのすけ、むこうがわ
        をほどいてくれないか」

    まつのすけ「がってんだ」

    つるをとりました。

  30. 移動 入り口

    ?・・・・かべのすきまから ぼんやりと
    ひかりがもれています。

  31. 移動 入り口

    いりぐちのほうへもどります。


    あながあります。

  32. 使う つる

    いしのはしらに つるをくくりつけ
    あなにたらしました。

  33. 移動 穴の中

    つるをつたってあなのなかに
    おりていきます。


    ちていのいけです。

  34. 取る 茸

    いわかべにはえているきのこを
    とりました。

  35. 使う 茸

    いけめがけ きのこをなげました。
    ばしゃん なにかがはねたみたいです。

  36. 見る 池

    どんべ「うわぁ〜
        おばけなまずだ〜」

    ナマズ「ぼよよ〜ん
         うえのかわのみずが ひかったもんで
         びっくらこいて にげてきたずら。
         うめえきのこを あ〜りがとさぁあん
         むかしからずっとず〜っとくいたくて
         たまらんかったずら。
         おれはさぶろうっていうずら」

    どんべ「ここがしらいしのいずみ
        なのかい?」

    三郎「ふっふっふ、おしえて
       ほしけりゃ きのこをよこすずら」

  37. 話す 三郎

    どんべ「おしえてくれ」

    三郎「いいから よこすずら」

  38. 話す 三郎

    三郎「はやく、はやくくれずら」

  39. 話す 三郎

    三郎「なにやってるずらっ!」

  40. 話す 三郎

    三郎「もうおこったずら!
       くいもんのうらみは、おそろしいずら」

    そういうとさぶろうは みずのなかに
    きえてしまいました。

    どんべ「あれ?さぶろうは、
        どこいったんだろう!」

    と、そのとき・・・・ぐらぐらぐら

    どんべ「うわ〜、じしんだ〜!」

    あしもとが、はげしくゆれています。

  41. 移動 登る (素早く選択する)

    おおいそぎでつるをのぼっていきます。


    どんべ「ふう、あぶなかった」

    まつのすけ「いったいなにが!」

    どんべ「なまずがおこって
        じしんをおこしたんだ」

    まつのすけ「へ〜、なまずのやろうが・・・・
          「「みろよ、あながふさがっちまったぜ」

  42. 移動 奥

    どうくつのおくへ すすんでいきます。


    かべがくずれています。かべのむこう
    にはとてもきれいなふうけいが
    ひろがっています。

  43. 移動 壁の向こう

    どんべ「まつのすけいくぞ」

    まつのすけ「はいりたくないよ〜」

    どんべ「いいからこい」

    おそるおそる はいっていきます。


    どんべ「やったぞ!みつけた!
        これがしらいしのいずみか」

    まつのすけ「とうとうやりましたね」

    なまえのとおり、まわりは だいりせき
    でかこまれ しろくかがやいています。
    でもまってください。なにかいます。

    「だあ〜れ〜だあ〜っ!」

    うわぁ〜っ!きょだいなとりが
    どんべとまつのすけのまえに
    たちはだかりました。

    鳥「なんびとたりともここをとおる
      「ことはかなわぬ」

    なんということでしょう。どんべ
    は おしかえされてしまいました。


    どんべ「だめだおおきなとりが
        まえにたちはだかってとおして
        くれない」

    ひかり「おおきなとりですって?
       「「わたしもそこへつれていってくれない」

    どんべ「りんごもまつのすけも
        いくぞ」

    みんなは あなへ はいっていきます。


    どんべ「さっきここにへんな
        とりがいたんだ」

    ひかり「ここがしらいしのいずみ
       「「なのよ」

    りんご「このにおいですよ」

    「だあ〜れ〜だあ〜っ」

    めのまえに きょだいなとりが
    あらわれました。
    とりは じっとひかりをみつめて
    います。

    鳥「そのくびかざりは・・・・・・・・。あなたは
      「おとひめさまじゃありませんか」

    ひかりのことがわかると とりは
    きじのすがたになりました。

    ひかり「ひさしぶりね おはな」

    おはな「よく ごぶじで・・・・・・・・ひめ・・・・・・・・」

    ひかり「ここでずっと ばんを
        「してくれていたのね」

    おはな「はい・・・・・・・・りゅうは ますます
        ちからをつけています。はやくふうじ
        なければ・・・・・・・・・・」

    ひかり「わかっています。
        「いっこくのゆうよもありません。
        わたしたちといっしょにおにがしまへ
        いきましょう」

    おはな「ここのいずみへとびこんで
         ください。おにがしまはすぐそこです」

    みんなでいずみに とびこみました。

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