- 5章
- 男の子と女の子の名前を決める (男:どんべ、女:ひかりとする)
みやこで みっつのみやみずを
さがしだすよう さだめられた
どんべは みやこにはいります。
どんべ「ん?だれもいないぞ」
りんご「しずまりかえっていますね」
もう、みやこにのこってるひとはいない
ようです。
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 東
- 移動 東
いえがあります。
- 移動 北
どんべ「こんにちわ〜」
りんご「だれも いませんね」
- 見る 家
いえのおくに なわがありました。
- 取る 縄
とりました。
- 移動 家の外
いえがあります。
- 移動 東
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 北
ごしょへはいる もんがあります。
おにが もんばんをしています。
- 移動 西
つちのへいがつづいています。
あっ!なつかしい!きんたろうです。
かれもきていたとはしりませんでした。
- 話す 金太郎
金太郎「あい ふぁうんど
みすひかり」
ひかりを、ほうもつでんで
みつけたといっています。
金太郎「あんど ご〜とぅ〜
あんだ〜ぐらんど」
じめんのしたへ いけといっています。
金太郎「はり〜あっぷ」
いそげ!というときんたろうは
はしっていきました。
- 移動 東
- 移動 南
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 東
きぞくのおやしきです。
- 開ける 扉
「ぎ・・・・ぎぃ〜っ」
あきました。
- 移動 北
くらいにわにでました。
いどがあります。
- 見る 井戸
ふるいいどです。つるべがあります。
- 取る つるべ
つるべをたぐりよせるとおけがあがって
きました。
- 使う 腕輪
いどのみずにうでわをつけてみました。
どんべのうでわがひかりました。
・・・・どんべよ よくきた わたしが
ひのえである。
どんべ「あなたは おほしさま
「だったのか」
・・・・これは かりのすがただ。
そんなことは どうでもよい。
どんべ「おしえてくれ。りゅうは
「・・・・やつは なにものなんだ?」
・・・・このよには ふたつのせかいがある。
やつは もうひとつのせかい・・・・やみの
せかいのものだ。このふたつのせかいは
りゅうのたまで つながっている。
だから すこしでもゆだんをしていると
あいつは こちらのせかいへとびだして
くるのだ。
どんべ「なんのために?」
・・・・やつには からだというものがない。
ひとのたましいを すいとり、みずから
のからだを つくるよろこびをしって
しまったのだ。
どんべ「りゅうのからだはひとの
「たましいで できているのか・・・・」
・・・・そうだ。たましいは りゅうのたまに
つながれている。これをときはなてば
やつの からだはなくなるのだ。
どんべのうでわのひかりかたが
よわくなりました。
どんべ「ま、まって!」
ひのえのこえは きこえなくなりました
- 移動 南、持ち物以外を選択
- 移動 南、持ち物以外を選択
幽霊「一ま〜い・・・・二ま〜い・・・・三ま〜い・・・・
「四ま〜い・・・・五ま〜い・・・・六ま〜い七ま〜い
「八ま〜い九ま〜い・・・・
「一まいたりな〜い・・・・
「うらめしや〜」
どんべ「きゃ〜っ!でた〜っ!」
どんべ「はあ、はあ・・・・。
「ぼ・・・・ぼくはおばけはだめなんだ」
りんご「かわいいおばけでしたよ」
- 移動 北
- 話す りんご
りんご「なんか あのいどあやしい
ですね」
どんべ「でも・・・・ゆうれいがいる
「からなあ・・・・」
りんご「まかしてください。こんど
でたら わたしがおっぱらって
あげますよ」
- 移動 南、持ち物以外を選択
- 移動 南、持ち物以外を選択
どんべ「りんご!いまだっ!」
りんご「わんっ!」
幽霊「つ〜・・・・すり〜・・・・ふぉ〜・・・・
「ふぁいぶ・・・・しっくす・・・・せぶん・・・・
「えいと・・・・ないん・・・・てん・・・・?
「あっら〜?十まいある・・・・?」
というと ゆうれいはきえました。
どうやら じょうぶつしたようです。
- 移動 井戸の中
どんべは つるべをつたって
おりていきました。
うわ〜はなをつままれてもわからない
ほど まっくらです。
- 移動 戻る
つるべをつたって うえへでました。
どんべ「だめだ くらくて
「なにもみえないや」
りんご「こんどは わたしもつれて
いってください」
- 移動 井戸の中
どんべはおけに りんごをのせて
したにおろすと じぶんもつるべを
つたって おりていきました。
うわ〜はなをつままれてもわからない
ほど まっくらです。
- 話す りんご
どんべ「なにかあるかい?」
りんご「・・・・もごもご」
- 移動 戻る
つるべをつたって うえへでました。
どんべ「うわ〜まぶしい〜」
あれりんごがなにかくわえています。
においぶくろです。こうすいのしみこん
だふくろです。
りんご「おちていたんですよ。
なにかのやくにたつかもしれないから
もっていてください」
どんべ「ありがとう。もらって
「おくよ」
- 移動 南
きぞくのおやしきです。
- 移動 東
はいきょにでました。
- 見る 家
いえのかたちをしていません。
- 見る 家
あっ!やばい!おにがきました。
どんべ「かくれろっ!」
りんご「なにしてるんでしょう」
どんべ「なんかさがしてるみたい
「だぞ」
- 見る 鬼
なにをしているのでしょう?じめんの
ほうをみて ごそごそしています。
あっ!いっちゃいました。
- 話す りんご
どんべ「このあたりで ごそごそ
「してたな」
りんご「どんべさんこのあたりに
たつと あしがつめたいんですよ」
- 見る 地面
ん?じめんのしたに なにかありそう
ですよ。
- 開ける
どんべはじめんをほってみました
「ぼこっ!」
なんとじめんにあながあきました。
- 使う 縄
りんご「なるほど!なわをおろして
おりるわけですね」
どんべは ちかくのはしらになわ
を くくりつけました。
- 移動 穴の中
どんべは なわをつたってあなの
なかへ おりていきました。
りんご「きをつけてくださいね」
どんべ「うわ〜・・・・なんだ?
ここは・・・・やけにさむいなあ・・・・」
なんとへやにたくさんこおりがおいて
あります。ひむろという こおりを
たくわえておくばしょです。
- 移動 穴の外
はいきょにでました。
- 移動 穴の中
どんべは なわをつたってあなの
なかへ おりていきました。
りんご「きをつけてくださいね」
- 見る 氷
どんべがはいりこんだため、
そとのあたたかいくうきがはいりこんで
こおりがとけています。
- 使う 腕輪
とけたこおりのみずにうでわをひたし
ました。
うでわがひかりました。
どんべ「ひのえ!ひとつききたい
「ことがある!りゅうのみやのことは
「わかった。でも どうしてぼくたちが
「えらばれたのだ?」
・・・・えらばれたのではない。これはさだめ
なのだ。
どんべ「さだめ?」
・・・・まだわからぬのか?おまえたちが
どのようにして うまれたかを きいた
はずであろう。
どんべ「ぼくたちは なにもの
「なんだ?どこからきたのだ?」
・・・・おまえは さるやいぬですらできた
つとめをはたすことができなかった
ひかりのいったことをまもらず
りゅうをときはなってしまった。
どんべ「ひかりだって?」
・・・・りゅうをふうじるため、おまえたちは
うまれかわったのだ。
どんべ「わぁ〜っ!まってくれ」
ひのえのこえはきこえなくなりました。
- 移動 穴の外
ちじょうにでました。
あっなわがほどけて おちてしまい
ました。
- 移動 西
きぞくのおやしきです。
- 移動 西
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 北
- 使う 匂い袋
なげてみますか?
- はい
どんべ「くらえっ!」
うまい!においぶくろが おににあたり
ました。おには においにたえきれず
たおれました。
- 見る 鬼
たおれています。ちゃんすです。
- 取る 鬼の服
とりました。
- 移動 西
へいが つづいています。
- 移動 西
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 西
あれれ?だれもいないとおもって
いたのに えきしゃさんがいます。
どんべ「いったいさん!」
- 移動 北
おてらに はいりました。おおきな
ぶつぞうがあります。
- 使う 鬼の服
おにに へんそうしました。あっ!かな
ぼうが てのなかにあらわれました。
どんなしくみになっているんでしょう?
- 話す 仏像
仏像「こ〜れ〜。そこにおるおによ。
そなたたちは なぜ そんなにあくじを
つづけるのだ・・・・。わたしはかなしい」
ややっ!ぶつぞうがないています。
- 取る 涙
とろうとして うでをのばしたとき
なみだがうでわに かかりました。
うでわがひかりました。
・・・・よくぞすべてのみやみずをみつけた。
どんべ「ためしていたのか?」
・・・・そうだ。ひかりとともにりゅう
ふうじをするのに てきした おとこに
なったかどうかを・・・・。
どんべ「おいっ!このうでわと
「ひかりのくびかざりは どういう
「ものなんだ?」
・・・・あれは おまえたちの いのちだ。
あれがなければ おまえたちは八ねん
しか いきられなかったのだ。
どんべ「そんな!あれはぼくたち
「が ぐうぜんみつけ・・・・」
・・・・つかいのものがいったであろう・・・・
どんべ「つかい?・・・・あっ!」
・・・・うでわとくびかざりはりゅうぐうびと
と おなじちからを さずけるものだ。
ひかりとみずをあやつれたであろう。
さあ、ひかりをすくいだし
しらいしのいずみへいそげ!
うでわのひかりがきえていきました。
- 移動 お寺の外
へんそうを やめました。
おてらです。えきしゃがまだいます。
- 話す 易者
どんべ「どうしてこんなところに
「いるの」
易者「なんじゃ?おぬしは?」
どんべ「おおきくなったでしょ
「ぼくだよ。どんべだよ」
易者「しらんなあ」
- 話す 易者
どんべ「とぼけないでよ。ぼく
「には わかるのさ。で、なんでここに
「いるの?」
易者「お、おまえなんかしらんと
「いっとるだろうが・・・・」
- 話す 易者
どんべ「みっつとも みやみずを
「みつけたよ」
易者「そうかそうか。なら、これを
「おまえにやろう」
えきしゃは かたなをくれました。
易者「ほうもつでんは ごしょの
「なかを にしにいけばあるはずじゃ
「それから ひがしには、どうたくも
「おいてあるから こわしていくんじゃ」
どんべ「ありがとう!
「いったいさん」
易者「しらんといっとるだろが!」
- 移動 東
これはひどい。おににあらされた
いえです。
- 移動 東
へいが つづいています。
- 移動 東
- 使う 鬼の服
おにに へんそうしました。あっ!かな
ぼうが てのなかにあらわれました。
どんなしくみになっているんでしょう?
- 移動 北
いまならいけますね。
どんべ「おまえもくるのか?」
りんご「あやしまれます。ここで
まってますよ」
どんべは おにがたくさん
あつまっているまっただなかへ
きてしまいました。
へんそうしていることがばれたら
たいへんです。
- 移動 東
どんべは おそるおそるおにの
まえを あるいていきました。
どんべ「う、うわ〜っ!」
たましいをすいとる おそろしい
どうたくが こんなにありました。
こわしましょう。
- 使う 金棒
よお〜し!はしからじゅんに・・・・
まずい!おにがきました。けはいに
きがついたのでしょうか?
どんべ「・・・・」
じっとかくれていましょう。
- 鬼が外に出て行くまで、ボタンを押さないで待つ
「おっ・・・・」
どうやら きづかずにいったようです。
さあいまのうち!
- 使う 金棒
がしゃ〜んばり〜ん。
どんべ「こんにゃろ!こんにゃろ
「こんなもの なくなっちまえ!」
にくしみのちからをこめてどんべ
は どうたくをこなごなにしました。
- 移動 蔵の外
くらの ものおとにおどろいておにが
あつまっていきました。このあたりは
からっぽです。
- 移動 西
うまいっ!おにどもは くらへあつまっ
ているので いまならいけそうです。
どんべ「ひかり〜っ!」
どんべはほうもつでんにたどり
つきました。
どんべ「いたぞ!ひかり!
「めをさませ!ここからにげるんだ!」
ひかり「うっ・・・・」
どんべ「ひかり〜っ!」
ひかり「うっ・・・・あたまが・・・・
「いたい・・・・」
どんべ「しっかりしろ」
ひかり「あなたは・・・・?」
どんべ「ぼくだよ」
ひかり「どんべ?こんなに
「おおきくなって・・・・」
どんべ「ひのえさまのおかげさ」
ひかり「ひのえさまのおつげを
「わたしもねむってるあいだにきいたわ」
どんべ「じゃあ・・・・ぜんぶおもい
「だしたのかい?」
ひかり「ええ、わたしはりゅうの
「みやのおとひめ・・・・。あのあくのけしん
「をふうじなければ・・・・。どんべも
「てつだってくれるわね」
どんべ「ぼくでよければね」
ひかり「あなたじゃなきゃだめ
「なのよ」
どんべ「えっ?」
ひかり「ううん。なんでもない」
どんべ「いそごう!おにがくる」
ひかり「ええ」
ふたりは おおいそぎでみやこを
だっしゅつしました。
りんご「ひめ!」
ひかり「きてくれたのね。
「ありがとう。さあ!しらいしのいずみへ
「いそぐわよ」
どんべ「よおし!」
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