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ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
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Last Updat
08/01/21 Mon
Total: Today: Yesterday: |
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ハード |
プレイステーション |
発売元 |
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発売日 |
2001年05月24日/2006年04月01日 |
価格[税込] |
7140円/3150円 |
プレイ人数 |
1〜2人用 |
ジャンル |
シミュレーションRPG |
CERO |
A(全年齢対象) |
メディア |
CD-ROM |
DISC枚数 |
1枚 |
メモリーカード |
3〜15ブロック |
アナログコントローラー |
対応(振動のみ) |
クロスレビュー |
32点 |
関連サイト |
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投稿者 |
点数 |
プレイ時間、備考 |
掲載日 |
ヘルベルさん |
9点 |
- |
2007年03月09日 |
ゲームに通じた人なら判る『ファイアー・エムブレム』(以下、『FE』)のPS版。
そうでない方には判り易く言うと、先攻後攻の有る『将棋』。
(むしろ、持ち駒を使えな い『チェス』に近い。死亡したら、それ以降のシナリオでも原則として2度と使えない。)
普通の将棋のルールと殆ど同じで、例え強い駒で有るハズの「飛車」や「角行」でも「歩兵」に取られてしまう事が有るのと同様に、
弱いユニットでも戦い方によっては、自分よりW.P.(戦闘力)の高いユニットに勝つ事が有ります。
今回は、この種のゲームの元祖と言える『FE』と比較しながら行きたいと思います。
まだ、プレイしていない方達の為にも攻略本に載っているトコロまで、ネタバレして行く事にします。
まず、ヒロインと思っていた「サーシャ」。1国の王女なので『FE』の「シーダ」と同じ位置づけか!?と序盤は誰もが感じたのでは?
と言うのも、1番最初のマップで主人公のユニットに助けを求めて来る。何しろ、“敗北 条件=サーシャの死亡”が加わります。
しばらく、そのまま一緒に旅をする事になるし… 成長しても、強力には成らないし… でも、違いました。
ほぼ全ユニットのハッピー・エンドを見る場合、ダブル主人公の「リュナン」「ホームズ」のドチラとも結ばれません。
ただ、そのエンディングが「サーシャ」にとっては、バッド・エンドの方向では有りません。念の為。。。
あと個人的に好きなのは、ペガサス・ナイト三姉妹。『FE』なら長女「パオラ」・次女「カチュア」・末女「エスト」、
このゲームなら「ヴェーヌ」「マーテル」「フラウ」の順。共通点は、三女が1番成長率が良い(ハズの)点。
早々と仲間になり、成長させ易い(成長させるのが楽しい)点では次女。
長女はロング・ヘア。次女は、それより少し短め。三女はショート・ヘア。
………実は、主役級の脇役と思っていた三姉妹。
本作では、ある国の《ペガサス騎士団》にも関わらず、
別の国の王位継承者の資格を持つと言う、現代のヨーロッパにも存在する様な血筋です。
それと、孤児と思われていたキャラが、王家の一族だったりするのが数人います
(実は、脇役の男キャラも居るので、誰かは秘密にしておきますネ)。
正直、このゲームの血族関係(家系図)は凄まじい事に成っています。
『FE』と同じ人が携わっているので当然ですが、
私的に“(キャラの立場など)ソックリだ”と思うキャラを 挙げて見る(前者『FE』=後者・本作)と…
「カイン」&「アベル」=「クライス」&「アーキス」、「ナバール」=「ヴェガ」、「リンダ」=「メリエル」などなど。
総勢60人くらいがパーティに出たり入ったり、最終的に(ハッピー・エンドを観る為には)56人が居なくてはイケナイので、
全て挙げると大変な状況になってしまいます。
この人数なのに!それなのに!!アチコチで言われていますが、ユーザーほぼ全員が “誰か1人でも死んだらリセット”します。
そこが、良いトコロでも有りますが……(汗)
男性キャラと女性キャラの愛を育む所もアリます。
このゲーム最高の登場キャラ泣かせは、コマンド・ナイトの「ラフィン」です。
MAP10クリア後、ドラゴン・ナイトにクラス・チェンジするかドウかの選択が有りますが、いざ転職する様なモノなら、
男性キャラ1人を含む数人(その中には勿論、女性キャラだって居ます。)が失恋した状態でエンディングを迎えます。
なので、出来るだけカップルの完成を果たしたいのならば「ラフィン」は馬のまま!!
それと、出来るだけ支援効果を受けたいのであれば、ヴェルジェ・イベントで4人の中 から「リー」を、
ウェルト王宮・イベントでは「エゼキエル」を選ぶ方が良いでしょう。
「リー」が居ると「プラム」には守備力を上げる〈守りの杖〉が、「エゼキエル」が居ると出撃しているだけで
味方の全キャラの回避率が10%アップする「レティーナ」を仲間に残す事が簡単です。
自分の廻りには、プレイしている人が殆ど居ない為にあまり優先する事は無かったの ですが…
もし、対戦を念頭に置いている方であれば、ヴェルジェで「ナロン」
(騎士系、最強と言われるゴールド・ナイトに成れるのは、ゲームを通じてこのキャラだけ)、
ウェルトで「ライネル」(歩兵系で、最初から槍が使える上に移動力も上がる成長率を持つ)を仲間にするべきでしょう。
兎にも角にも、『FE』より遥かにストーリーが長い為に、何度も挫折を繰り返しながらクリアしました。
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レビューアー |
点数 |
レビュー内容 |
カエル大宮 |
8 |
死なない、仲間にする、勝つ。その成就は、作り込まれたマップ上で難問だが、
考え抜くほど面白味になる。緒戦から戦略の駆使など笑止。
痛い目に遭い、恥ではない戦略的リセットも経て可能となる。簡単には攻略させない骨太さ。
腰を据えて取り組めば、自分の苦労がそのまま勲章になる。 |
キッシー嵐山 |
8 |
基本システムはシミュレーションRPGの王道。けど、詰め将棋的な緻密な戦略性と、キャラ
育成の自由度の高さという相反する要素が、絶妙なバランスで両立されてるんは見事ですな。
アイテム管理なども工夫されてます。
ただ、根性と時間が必要なんで短気な人には向かんかと。 |
奥村キスコ |
8 |
高めの難易度が、なんともいえない緊張を生み出している。
膨大な人数の登場人物は、誰もが個性的。グイグイとプレイヤーを惹き込んでいく物語と
ストレスのない戦闘の進行にどっぷりとハマってしまう。
アイテムや同志を発見することが楽しい、シミュレーションRPGの王道。 |
羽田隆之 |
8 |
壮大すぎる物語や、1上がるとうれしいパラメーター、
さらに隠し要素の多さに、生半可な気持ちではプレイできない。
逆にいえば、それらを魅力に感じるなら、これほど応えてくれるソフトもない。
慎重を期したと思われるバランスで、門戸は広く開かれ、抑揚がつけられた難易度。 |
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