- エリア1
【オープニング】
だれも しらない うみのうえに だれも
しらない しまが うかんでいる
とても ちいさな そのしまを しまの
じゅうにんたちは リップルアイランドと よび
ゆたかな しぜんに かこまれて へいわに
くらしていた
そんな あるひ、こうてい ゲロゲールと なのる
あくまが しゅつげんし リップルアイランドの
きたの うみに じょうさいを きずき
しまを わがものに しようと こうどうを
かいしした
そして やみのこうてい ゲロゲールは その
てはじめとして リップルアイランドを おさめ
ている ドテーラおうの ひとりむすめ、
ナサレルおうじょを りゃくだつした
このままでは リップルアイランドの ちょうわが
くずれ はめつへの いっとを たどるであろう
じたいを おもくみた ドテーラおうは しまの
じゅうにんに おふれを だした
ゲロゲールを たいじしたものには ほうびとして
たくさんの ざいほうを、 そして わしの ひとり
むすめナサレルおうじょと けっこんしてもらいたい
その おふれは しまはずれにすむ しょうねん
カイルの みみにも とどいた
いぜんから いっかくせんきんを ねらっていた
カイルは すぐに たびのしたくを ととのえると
ゲロゲールの きたの じょうさいを めざして
しゅっぱつした
カイル:ここを まっすぐに いけば おしろに
カイル:いけるはずだが・・・
- 移動 ←
カイル:ウサギだ
- 移動 ↑
カイル:リトナの むらだ
- 移動 ↑
カイル:いえが たくさん あるぞ
- 移動 ←
カイル:でっかい いえだなあ
- 移動 ↑
ラスク:カイルじゃないか どうしたんだ?
- 移動 ↑
カイル:みわたすかぎり くさ ばかりだ
- 移動 →
カイル:くさ ばかりで なにも ねえなあ
- 移動 ↓
カイル:あっ イチゴ みっけ
- 取る イチゴ
カイル:1つもらっとこ プチッ
- 移動 ↑
カイル:くさ ばかりで なにも ねえなあ
- 移動 ←
カイル:みわたすかぎり くさ ばかりだ
- 移動 ↓
ラスク:カイルじゃないか どうしたんだ?
- 移動 ↓
カイル:でっかい いえだなあ
- 移動 →
カイル:いえが たくさん あるぞ
- 叩く 左の家のドア
コン コン
どうぞ おはいりください
- 入る 左の家のドア
おんなのこ:・・・
- 見る ベッド
カイル:だれか ねているぞ びょうきかな?
- 話す
カイル:あの〜〜
カイル:あっちで ねているひとは?
いもうと:わたしの あねです
いもうと:びょうじゃくなもので ずっとねたきりなんです
いもうと:フルーツを たべさせてやれば きっとげんきに
いもうと:なると おもうのですが さいきんは フルーツ
いもうと:が とれなく なってしまい・・・
- 持ち物 イチゴ 妹
いもうと:ありがとう ございます
いもうと:これで あねも げんきに なるでしょう
あね:カイルさん! ありがとう ございました
あね:ゲロゲールたいじに いくそうですね
あね:きをつけて くださいね
- 移動 ↓
カイル:いえが たくさん あるぞ
- 移動 ←
カイル:でっかい いえだなあ
- 入る 家のドア
おっさん:なんじゃ おまえは
- 話す
おっさん:あんた あのしまいを たすけてくれた
おっさん:そうじゃな
おっさん:れいといっては なんじゃが
おっさん:この マキモノを やろう
おっさん:きっと なにかの やくにたつじゃろ
- 移動 ↓
カイル:でっかい いえだなあ
- 移動 ↑
ラスク:カイルじゃないか どうしたんだ?
- 持ち物 巻物 ラスク
ラスク:なんだい この きたない マキモノは
ラスク:オイラが あらってやるよ!
ラスク:バシャ バシャ
ラスク:なんだ こりゃ チズ じゃないか
ラスク:これさえあれば まよわずに みずうみ
ラスク:まで いくことが できるよ
- 移動 ↑
カイル:みわたすかぎり くさ ばかりだ
- 移動 ↑
カイル:あっ いえが しずんでいるぞ
- 移動 ↑
カイル:おんなのこが きのうえに たってるぞ
- 話す
カイル:あの〜〜
おんなのこ:・・・
- 話す
おんなのこ:こんにちは
カイル:こ、こんにちは
おんなのこ:あなた ゲロゲールたいじに
おんなのこ:いくんでしょ
カイル:うん、よくわかるね
おんなのこ:その かっこうを みれば わかるわよ
おんなのこ:しょうきんが めあてでしょ
カイル:・・・
- 話す
カイル:ゲロゲールのこと しってるの?
おんなのこ:くわしくは しらないけど・・・
おんなのこ:ゲロゲールは ふしぎな ちからを てにいれて
おんなのこ:このしまを しはい しはじめたらしいわ
カイル:このしまを しはい?
おんなのこ:きたの ほうの むらは たべるものが
おんなのこ:とれなくなって だれも すめなく なったって
おんなのこ:きいたわ
おんなのこ:このむらが みずうみに しずんだのも ことし
おんなのこ:きのみや くだものが ぜんぜん とれないのも
おんなのこ:すべて ゲロゲールの まりょくが しぜんの
おんなのこ:ちょうわを くずしはじめたからなの
カイル:・・・
- 話す
おんなのこ:あなた ゲロゲールを たおす ことが
おんなのこ:できる?
カイル:・・・・ じしんは ないけど
カイル:やれるとこまでは やってみるつもりさ
カイル:このしまを わけの わかんないやつに
カイル:わたしたく ないもんな
- 話す
おんなのこ:わたしも つれてって
カイル:へ ?
キャル:きっと やくにたつわ
カイル:うん・・・ そうだな・・・
カイル:おれ ひとりよりは ずっと こころづよいしな
カイル:よしっ いっしょに いこう!
おんなのこ:ありがとう わたしキャル!
おんなのこ:キャルっていうの
カイル:ぼくは カイル・・・
キャル・・・
- 移動 ↓
キャル:くさばっかりだわ こんなところに いたら
キャル:まいごに なっちゃうわよ
- 移動 ↓
ラスク:カイルじゃないか
ラスク:こんどは かのじょも いっしょかい?
- 移動 ↓
キャル:おっきな いえね
- 移動 →
キャル:いえが たくさん ならんでるわ
- 移動 ↓
キャル:リトナの むらよ
- 移動 ↓
キャル:ウサギさんね
- 移動 →
キャル;なにも ないところね
- 移動 ↓
キャル:キノミが あるわ
- 取る 木の実
キャル:じゃあ とっておくわ プチッ
- 移動 ↑
キャル:なにも ないところね
- 移動 ↑
キャル:あっ プレリさんだわ
- 移動 ↑
オコジョ:なんだ オマエは
- 移動 ↓
キャル:あっ プレリさんだわ
- 話す
キャル:こんにちは プレリさん
プレリ:こんにちは キャルちゃん
キャル:ねえ プレリさん ちょっと きいても
キャル:いいかな?
プレリ:なんだい?
キャル:このさきの にくったらしい オコジョの
キャル:ことなんだけど
プレリ:ああ あいつの ことだね?
プレリ:あいつは いつも いやがらせ ばかりするんだ
キャル:わたしたち どうしても あそこを とおら
キャル:なければ ならないの。
キャル:なにか いいほうほうは ないかしら?
プレリ:うーん
プレリ:そうだ! ウサギの ビットちゃんなら なにか
プレリ:しってるかも しれないよ
- 移動 ↓
キャル:なにも ないところね
- 移動 ←
キャル:ウサギさんね
- 話す
キャル:はじめまして ウサギさん
ウサギ:こ、こんにちは
キャル:わたし キャルっていうの あなたは?
ウサギ:ぼく ビットっていいます
キャル:よろしくね ビットさん
- 話す
キャル:ねえ ビットさん!
キャル:ビットさんに きけば オコジョの やっつけか
キャル:たをしってると プレリさんに きいたんだけど
ビット:うん。 やっつけれるか どうかは わかん
ビット:ないけど シビレバナを つかえば・・・
ビット:ついといで
- 移動 ←
ビット:この シビレバナの かふんに かかると
ビット:からだが しびれて うごけなくなるんだ
- 取る シビレ花
キャル:じゃあ とっておくわ プチッ
- 移動 →
キャル:なにも ないところね
- 移動 →
キャル:なにも ないところね
- 移動 ↑
キャル:あっ プレリさんだわ
- 移動 ↑
オコジョ:なんだ オマエは
- 持ち物 木の実 オコジョ
オコジョ:オレサマに くれるのか ありがとよ
オコジョ:モグ モグ モグ
オコジョ:ふあ〜〜 なんだか ねむくなって
オコジョ:きやがった・・・
オコジョ:グー グー グー
- 持ち物 シビレ花 オコジョ
カイル:ねているうちに このハナビラで しびれさ
カイル:せてやれ!
- 移動 ↑
オコジョ:グー んっ? なんだ なんだ
オコジョ:あっ からだが しびれちまって うごか
オコジョ:ねえ オマエたち なにをしやがった
オコジョ:おぼえてやがれ
キャル:オシロが みえてきたわ
- 移動 ↑
ドテーラ:わしが このしろの おう ドテーラじゃ
ドテーラ:おまえたち ゲロゲールたいじに いってくれる
ドテーラ:そうじゃが・・・
カイル:はい
ドテーラ:これまでにも たくさんの ゆうしゃが
ドテーラ:ゲロゲールたいじに でかけた・・・ しかし
ドテーラ:だれひとりとして もどったものは おらん
ドテーラ:そして ゲロゲールの まりょくは このしまの
ドテーラ:ぜんたいに わたりはじめておる
カイル:そんな すごい まりょくとは いったい
カイル:どんな・・・
ドテーラ:ヤツの ちからには ヒミツが あるの
ドテーラ:じゃ
カイル:ヒミツ?
ドテーラ:いいつたえによると おおむかし この
ドテーラ:しまに よのなかを ひっくりかえすほどの
ドテーラ:ちからを もった いしが あったそうじゃ
ドテーラ:じゃが そのいしの ちからが あまりにも
ドテーラ:つよく わざわいしか もたらさないことを
ドテーラ:さとった ひとびとは
ドテーラ:そのいしを 3つにわけ このしまの どこかに
ドテーラ:ふういんしたと いうのじゃ
キャル:ゲロゲールは そのいしを・・・
ドテーラ:おそらく そうじゃろう。 3つのうちの
ドテーラ:ひとつの いしを てにいれたに ちがいない
カイル:そんな すごい ちからに かちめは
カイル:ないな・・・
ドテーラ:しかし のこりの 2つの ふしぎな
ドテーラ:いしの ちからを かりれば・・・
キャル:その いしの ふういんされている
キャル:ところは・・・
ドテーラ:それは わしにも わからん・・・
ドテーラ:しかし このしまの どこかに ふういん
ドテーラ:されている ことは たしかじゃ
カイル:わかりました ドテーラおう。
カイル:その ふういんされた いしを みつけだして
カイル:ゲロゲールを たおし、
カイル:このしまの へいわを、そして ナサレルひめを
カイル:とりもどして みせます
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